特許
J-GLOBAL ID:200903009588450611

スティック型点火コイル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-357143
公開番号(公開出願番号):特開平11-111547
出願日: 1997年12月25日
公開日(公表日): 1999年04月23日
要約:
【要約】【課題】 点火コイル1の内周側と外周側とを別々に膨張、収縮させるための分離手段の別部材を用いなくとも、スティック型点火コイル1内の各部材の破損を防ぐ。【解決手段】 点火コイル1は、ハウジング2内に、中心コア3、2次スプール4、2次コイル5、1次スプール6、1次コイル7、外周コア8を配し、各隙間に絶縁材9を真空充填したものである。各部材は絶縁材9を介して結合されるが、ASTMD790に準ずる試験方法における常温弾性率が0.1〜5000MPaの範囲の絶縁材9が使用されているため、温度変化に伴って各部材が膨張、収縮しても、絶縁材9による各部材の拘束力が小さく、結果的に膨張差による各部材の破損を抑えることができ、分離手段を用いなくとも済む。また、ASTMD790に準ずる試験方法における常温弾性率が0.1〜10MPaの範囲の絶縁材9を使用することにより、中心コア3とその周囲の部材との熱膨張差を絶縁材9が吸収し、中心コア3に緩衝部材を装着しなくて済む。
請求項(抜粋):
エンジンのプラグホール内に装着されるスティック型点火コイルであって、棒状の中心コアと、この中心コアの外周に配置された1次コイルおよび2次コイルと、前記点火コイル内に充填された絶縁材とを備え、この絶縁材には可撓性材料が用いられたことを特徴とするスティック型点火コイル。
FI (2件):
H01F 31/00 501 J ,  H01F 31/00 501 N
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭63-293908
  • 内燃機関用点火装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-326800   出願人:株式会社日立製作所, 株式会社日立カーエンジニアリング
  • 電気又は電子部品の被覆方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-161839   出願人:シーメンスアクチエンゲゼルシヤフト
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