特許
J-GLOBAL ID:200903009710617506

救急蘇生用食道内エアウェイ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-322521
公開番号(公開出願番号):特開平6-142205
出願日: 1992年11月06日
公開日(公表日): 1994年05月24日
要約:
【要約】【目的】 気管に挿入する必要がなく、食道に挿入して使用でき、顔マスクを使用する必要がなく、胃方向と口腔方向の両方への気密性を良好に保持しながら挿入の深さを調節でき、医師の免許がなくても容易に迅速かつ確実に加圧人工呼吸による蘇生を行うことのできる救急蘇生用食道内エアウェイを提供する。【構成】 本発明の救急蘇生用食道内エアウェイは、呼吸用チューブ1の先端部にゴム状弾性体製の第1のバルーン2を設け、基端部側に合成樹脂製の柔軟な第2のバルーン3を設けたもので、第1および第2のバルーン2、3には夫々膨張用チューブ5、6が接続されている。そして、呼吸用チューブ1の第1のバルーン2と第2のバルーン3の間には、第2のバルーン3側に偏在して空気流通用側孔4が設けられており、第2のバルーン3は第1のバルーン2に比べて、長手方向および横方向に大きく膨らむように形成されている。
請求項(抜粋):
閉鎖された先端部と開放された基端部を有する弓状に湾曲した呼吸用チューブと、該呼吸用チューブの先端部に設けられた食道を閉鎖するためのゴム状弾性体製の第1のバルーンと、呼吸用チューブの基端部側に設けられた咽頭を閉鎖するための合成樹脂製の柔軟な第2のバルーン、および該第1のバルーンおよび第2のバルーンを夫々膨張させるための第1のバルーン膨張用チューブおよび第2のバルーン膨張用チューブからなる食道内エアウェイであって、前記呼吸用チューブの第1のバルーンと第2のバルーンの間には、第2のバルーン側に偏在して空気流通用側孔が穿設されており、前記第2のバルーンが、第1のバルーンに比して長手方向および横方向に大きく膨らむように形成されたことを特徴とする救急蘇生用食道内エアウェイ。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 気管内チュ-ブ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-101776   出願人:川澄化学工業株式会社

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