特許
J-GLOBAL ID:200903009845307604

不要な再送信を防止するARQ技術を用いたネットワークマルチキャスティング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-522373
公開番号(公開出願番号):特表平10-512726
出願日: 1996年01月16日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】データ(例えば、コンピュータファイル)をソースから受け手へと迅速に、かつ信頼性よく送信するデータ送信方法である。フレームが送信されている間、受け手からの応答確認がソースにより受信される。これらの応答確認は、どのフレームが再送信を要求しているかを指示する。すべてのフレームが送信された後、これらの応答確認が再送信の要求を指示するフレームについてのみ、再送信がソースによりおこなわれる。追加の再送信は、これらの応答確認に基づいておこなわれる。このマルチパスデータ転送技術は、否定応答確認されたフレームのみを後続するパスで再び送ることを必要とする。特徴としては、伝送レートを設定し、マルチキャストグループを規定する能力がある。また、本発明による「マルチキャストネットワークプローブ」という特徴を用いて、容量が未知であるリンクについてその容量を決定し、この同じ特徴を用いることによって、容量が既知であるリンクのフレームエラーレートを決定することができる。本発明による「マルチキャストピン」という特徴は、ソースと、マルチキャストグループのメンバーたちとの間のコネクティビティを決定するのに用いることができる。「シードグループ」は、リンクの容量を求めた後にセットアップすることができる。あるいは、もしそれらの容量が既に分かっているのなら、第1のパスでは、最も高速のリンクによってソースに接続されている受け手はすべてのデータを受信できるようにし、より低速なリンクの受け手は、そのデータの一部のみを受信できるように、セットアップすることもできる。ソースからデータを受信できる受け手の数は、「否定応答確認収集」スキームを用いることによって、大幅に増やすことができる。これにより、「複製点」(好ましくは、ルータ)は、個々の否定応答確認を収集し、それらを1単位として次のレベルに送り出すことができる。
請求項(抜粋):
通信リンク上でデータを送信する方法であって、 (A)該データを複数のブロックに区分するステップであって、該複数のブロックがそれぞれ、複数のフレームを有している、ステップと、 (B)該複数のフレームのすべてを1以上の受け手に送信するステップと、 (C)送信の間に、再送信を要求するフレームの指示を含む応答確認を該複数の受け手から受信するステップと、 (D)該応答確認が、再送信の要求を指示するフレームに関してのみ、ステップ(B)、(C)および(D)を繰り返すステップと、を含む方法。
IPC (5件):
H04L 12/56 ,  G06F 13/00 351 ,  H04L 1/18 ,  H04L 12/18 ,  H04L 12/28
FI (5件):
H04L 11/20 102 A ,  G06F 13/00 351 A ,  H04L 1/18 ,  H04L 11/18 ,  H04L 11/00 310 D
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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