特許
J-GLOBAL ID:200903009861767194

熱可塑性樹脂組成物、その射出成形方法および射出成形体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三浦 良和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-124359
公開番号(公開出願番号):特開平8-170024
出願日: 1995年04月25日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】【目的】 異方性溶融相を形成しない熱可塑性樹脂(A)と異方性溶融相を形成し得る液晶性ポリマー(B)からなる熱可塑性樹脂組成物、その射出成形方法および機械的強度に優れた薄肉成形品となり得る射出成形体を提供する。【構成】 異方性溶融相を形成しない熱可塑性樹脂(A)99〜50重量%と異方性溶融相を形成し得る液晶性ポリマー(B)1〜50重量%からなる組成物であって、組成物を無負荷で(B)の融点以上の温度条件下の加熱処理を経て冷却させたときに(B)が重量平均粒径10〜40μmの範囲にありかつその80重量%以上が粒径0.5〜60μmの範囲にあるように(A)のマトリックス相に島状にミクロ分散していることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物、およびその組成物を(B)の流動開始温度以上の樹脂温度で、溶融樹脂のゲート通過速度が500m/分以上の条件で射出成形する射出成形方法、および(B)が平均アスペクト比6以上の繊維状で(A)のマトリックス相に分散している射出成形体。
請求項(抜粋):
異方性溶融相を形成しない熱可塑性樹脂(A)99〜50重量%と異方性溶融相を形成し得る液晶性ポリマー(B)1〜50重量%(両者の合計100重量%)からなる熱可塑性樹脂組成物であって、前記熱可塑性樹脂組成物を無負荷で前記液晶性ポリマー(B)の融点以上の温度条件下の加熱処理を経て冷却させたときに液晶性ポリマー(B)が重量平均粒径10〜40μmの範囲にありかつその80重量%以上が粒径0.5〜60μmの範囲にあるように熱可塑性樹脂(A)のマトリックス相に島状にミクロ分散していることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
IPC (6件):
C08L101/12 LTB ,  B29C 45/00 ,  C08L 55/02 LMD ,  C08L 67/02 LNZ ,  C08L 69/00 LPQ ,  C08L 81/02 LRG
引用特許:
審査官引用 (8件)
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