特許
J-GLOBAL ID:200903009877526200
鉄道車両の横振れ制振システム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
天野 泉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-085876
公開番号(公開出願番号):特開2001-270437
出願日: 2000年03月27日
公開日(公表日): 2001年10月02日
要約:
【要約】【課題】 ダンパ速度が過大となっても左右振動の加速度がしきい値内である場合には、減衰力調整を継続して良好な乗心地を確保する。【解決手段】 変位センサ8の検出信号に基づいて求めたダンパ速度が過大であることを検出するダンパ過大速度監視部16と、加速度センサ5から得た車体左右振動の加速度がしきい値に達したことを検出する加速度オーバレンジ監視部15とを設けて、ダンパ過大速度監視部16で検出したダンパ速度が過大であっても、加速度オーバレンジ監視部15で検出した車体左右振動の加速度がしきい値に達していなければ、減衰力調整バルブに減衰力制御を継続させ、一方、しきい値に達していればパッシブ状態に入らせる。
請求項(抜粋):
台車と車体との間に介装されたセミアクティブ制御用ダンパと、このセミアクティブ制御用ダンパに登載されて車体の横振れに応じて減衰力を調整する減衰力調整バルブと、同じく上記のセミアクティブ制御用ダンパに登載されてこのセミアクティブ制御用ダンパの変位を検出する変位センサと、車体に搭載されて車体左右振動の加速度を検出する加速度センサと、この加速度センサが検出した加速度に基づいて求めた車体速度信号と、上記の変位センサの検出信号に基づいて求めたダンパ速度信号からセミアクティブ制御用ダンパに発生させるべき減衰力を計算し上記減衰力調整バルブを駆動制御する制御手段とを備えた鉄道車両の横振れ制振システムにおいて、上記変位センサの検出信号に基づいて求めたダンパ速度が過大であることを検出するダンパ過大速度監視部と、上記加速度センサから得た車体左右振動の加速度がしきい値に達したことを検出する加速度オーバレンジ監視部とを有し、上記ダンパ過大速度監視部で検出したダンパ速度が過大であっても、上記加速度オーバレンジ監視部で検出した車体左右振動の加速度がしきい値に達してしなければ上記減衰力調整バルブに減衰力制御を継続させ、一方、しきい値に達していれば減衰力調整バルブにパッシブへの制御を行わせることを特徴とする鉄道車両の横振れ制振システム。
IPC (2件):
FI (2件):
B61F 5/24 A
, F16F 15/02 B
Fターム (5件):
3J048AA06
, 3J048AB08
, 3J048AB11
, 3J048BE01
, 3J048EA15
引用特許:
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