特許
J-GLOBAL ID:200903009900061415

空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-135516
公開番号(公開出願番号):特開平10-324112
出願日: 1997年05月26日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】【課題】 摩耗の進行に伴う氷上性能やウエット性能の低下を抑制する。【解決手段】 樹脂からなる保護層26により被覆された長尺状独立気泡24を有する発泡ゴムでトレッド12のキャップ部12Aを構成し、長尺状独立気泡24の密度は、タイヤ半径方向外側を疎に、タイヤ半径方向内側を密に設定する。トレッド12が摩耗すると、長尺状独立気泡24による凹部が接地表面に形成され、この凹部が排水路の役目を果たし、接地面内の水を排除水し、氷面との摩擦係数を大きくする。さらに、トレッド12が摩耗するにしたがって長尺状独立気泡24の密度の高い部分が表れ、長尺の排水路の役目をする凹部の密度が増大して行き、主溝やサイプ等の排水性の低下を抑制でき、例えば、スタッドレスタイヤでは、氷上性能の低下を抑えることができ、サマータイヤにおいては、ウエット性能の低下を抑えることができる。
請求項(抜粋):
1対のビードコア間にトロイド状をなして跨がるカーカス層のクラウン部外周にベルト層とトレッドゴムを順次配置した空気人りタイヤであって、前記トレッドゴムは、樹脂からなる保護層により被覆された無数の長尺状独立気泡を有し、前記長尺状独立気泡の密度は、前記トレッドゴムのタイヤ半径方向外側が疎に、タイヤ半径方向内側が密に設定されていることを特徴とする空気入りタイヤ。
IPC (5件):
B60C 11/00 ,  B29D 30/52 ,  B60C 1/00 ,  B60C 11/14 ,  C08L 21/00
FI (5件):
B60C 11/00 D ,  B29D 30/52 ,  B60C 1/00 A ,  B60C 11/14 Z ,  C08L 21/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 空気入りタイヤ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-194084   出願人:株式会社ブリヂストン

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