特許
J-GLOBAL ID:200903009958613523

アサーマルレンズ系及びこれを含む光学装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-028514
公開番号(公開出願番号):特開2002-228924
出願日: 2001年02月05日
公開日(公表日): 2002年08月14日
要約:
【要約】【課題】優れた色消し性能を有し、かつ焦点位置の温度変動が低減されたアサーマルレンズ系、及びこれを含む光学装置を提供すること。【解決手段】 第1の材料からなる第1レンズエレメントL1と、第2の材料からなる第2レンズエレメントL2と、第3の材料からなる第3レンズエレメントL3とを有し、第1レンズエレメントL1と第2レンズエレメントL2と第3レンズエレメントL3とは相互に略密着して配置されているアサーマルレンズ系であって、アサーマルレンズ系全体の屈折力φの符号(正)は、第1レンズエレメントL1の屈折力φ1の符号(正)及び前記第3レンズエレメントL3の屈折力φ3の符号(正)とは同一であり、前記第2レンズエレメントL2の屈折力φ2の符号(負)とは反対の符号であり、さらに所定の条件式を満足する。
請求項(抜粋):
第1の材料からなる第1レンズエレメントと、第2の材料からなる第2レンズエレメントと、第3の材料からなる第3レンズエレメントとを有し、前記第1レンズエレメントと前記第2レンズエレメントと前記第3レンズエレメントとは相互に略密着して配置されているアサーマルレンズ系であって、前記アサーマルレンズ系全体の屈折力の符号と、前記第1レンズエレメントの屈折力の符号及び前記第3レンズエレメントの屈折力の符号とは同一であり、前記アサーマルレンズ系全体の屈折力の符号と、前記第2レンズエレメントの屈折力の符号とは反対の符号であり、さらに以下の条件式を満足することを特徴とするアサーマルレンズ系。ν1<75ν2<ν1ν3<ν1θ1<θ2<θ30<c1/c2<4c3<0ただし、ν1:前記第1の材料のアッベ数,θ1:前記第1の材料の部分分散比,c1:前記第1の材料の温度係数,ν2:前記第2の材料のアッベ数,θ2:前記第2の材料の部分分散比,c2:前記第2の材料の温度係数,ν3:前記第3の材料のアッベ数,θ3:前記第3の材料の部分分散比,c3:前記第3の材料の温度係数,また、前記アッベ数と前記部分分散比は次式で定義される.νi=(ndi-1)/(nFi-nCi) i=1,2,3θi=(nFi-nCi)/(ngi-nFi)ただし、nCi:前記第i番の材料のC線(波長656.273nm)の屈折率(i=1,2,3),ndi:前記第i番の材料のd線(波長587.562nm)の屈折率(i=1,2,3),nFi:前記第i番の材料のF線(波長486.133nm)の屈折率(i=1,2,3),ngi:前記第i番の材料のg線(波長435.834nm)の屈折率(i=1,2,3),ci=αi-(1/(ndi-1))・(d(ndi)/dt)αi:前記第i番の材料の線膨脹率t:当該材料の温度.
Fターム (14件):
2H087LA02 ,  2H087NA08 ,  2H087NA15 ,  2H087PA03 ,  2H087PA17 ,  2H087PB03 ,  2H087QA02 ,  2H087QA06 ,  2H087QA14 ,  2H087QA22 ,  2H087QA25 ,  2H087QA32 ,  2H087QA42 ,  2H087QA45
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特公昭45-037385
  • 特開昭58-066907
  • 特開昭62-178918
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