特許
J-GLOBAL ID:200903009964087698

PDEIV阻害ピリジン誘導体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-541166
公開番号(公開出願番号):特表2002-509927
出願日: 1999年03月24日
公開日(公表日): 2002年04月02日
要約:
【要約】【化1】本発明は、PDE IVおよびサイトカイン阻害活性を有する、式(I)をもつピリジン誘導体、N-オキシド型、製薬学的に許容しうる付加塩およびそれらの立体化学的異性型に関していて、式中、Lは、水素;C1-6アルキル;C1-4アルキルカルボニル;C1-4アルキルオキシカルボニル;置換C1-6アルキル;C3-6アルケニル;置換C3-6アルケニル;ピペリジル;置換ピペリジル;C1-6アルキルスルホニルもしくはアリールスルホニルであり;-A-B-は、-CR4=CR5-もしくは-CHR4-CHR5-であり;DはOもしくはNR6であり;R1は、水素もしくはC1-4アルキルであり;R2は、水素;ハロ;C1-6アルキル;トリフルオロメチル;C3-6シクロアルキル;カルボキシル;C1-4アルキルオキシカルボニル;C3-6シクロアルキルアミノカルボニル;アリール;HET1;または置換C1-6アルキルであるか;またはR2は、O-R9もしくはNH-R10であり:R3は、水素、ハロ、ヒドロキシ、C1-6アルキルもしくはC1-6アルキルオキシであるか;またはR1およびR2、もしくはR2およびR3は、一緒になって、二価の基を形成してもよく;Qは、二置換されたピリジンであり;R7およびR8は、各々独立して、水素;C1-6アルキル;ジフルオロメチル;トリフルオロメチル;C3-6シクロアルキル;酸素、硫黄もしくは窒素から選ばれるヘテロ原子1もしくは2個を含有する飽和の5-,6-もしくは7員複素環;インダニル;6,7-ジヒドロ-5H-シクロペンタピリジル;ビシクロ[2.2.1]-2-ヘプテニル;ビシクロ[2.2.1]ヘプタニル;C1-6アルキルスルホニル;アリールスルホニル;または置換C1-10アルキルである。また、本発明は、式(I)の化合物を製造する方法、その製薬学的組成物および医薬としてのそれらの使用に関する。
請求項(抜粋):
式【化1】[式中、Lは、水素;C1-6アルキル;ヒドロキシ、C1-4アルキルオキシ、C1-4アルキルオキシカルボニル、モノ-およびジ(C1-4アルキル)アミノ、アリールおよびHet2からなる群から選ばれる置換基1もしくは2個により置換されているC1-6アルキル;C3-6アルケニル;アリールにより置換されているC3-6アルケニル;C1-6アルキルカルボニル;C1-6アルキルオキシカルボニル;ピペリジル;C1-4アルキルもしくはアリールC1-4アルキルにより置換されているピペリジル;C1-6アルキルスルホニルもしくはアリールスルホニルであり;-A-B-は、式:【化2】の二価の基であり;Dは、OもしくはNR6であり;Qは、式【化3】の基であり;R1は、水素もしくはC1-4アルキルであるか;またはR1およびR2は、一緒になって、式-(CH2)m-(式中、mは1,2,3もしくは4である)の二価の基を形成してもよく;R2は、水素;ハロ;C1-6アルキル;トリフルオロメチル;C3-6シクロアルキル;カルボキシル;C1-4アルキルオキシカルボニル;C3-6シクロアルキルアミノカルボニル;アリール;Het1;またはシアノ、アミノ、ヒドロキシ、C1-4アルキルカルボニルアミノ、アリールもしくはHet1により置換されているC1-6アルキルであるか;またはR2は、式:【化4】の基であり;R3は、水素、ハロ、ヒドロキシ、C1-6アルキルもしくはC1-6アルキルオキシであるか;またはR2およびR3は、一緒になって、式:【化5】(式中、nは、2,3,4もしくは5である)の二価の基を形成してもよく;R4およびR5は、各々独立して、水素もしくはC1-4アルキルから選ばれ;R6は、水素、C1-4アルキルもしくはシアノであり;R7およびR8は、各々独立して、水素;C1-6アルキル;ジフルオロメチル;トリフルオロメチル;C3-6シクロアルキル;酸素、硫黄もしくは窒素から各々独立して選ばれるヘテロ原子1もしくは2個を含有する飽和の5-,6-もしくは7員複素環;インダニル;6,7-ジヒドロ-5H-シクロペンタピリジル;ビシクロ[2.2.1]-2-ヘプテニル;ビシクロ[2.2.1]ヘプタニル;C1-6アルキルスルホニル;アリールスルホニル;またはアリール、ピリジル、チエニル、フラニル、インダニル、6,7-ジヒドロ-5H-シクロペンタピリジル、C3-7シクロアルキルおよび酸素、硫黄もしくは窒素から選ばれるヘテロ原子1もしくは2個を含有する飽和の5-,6-もしくは7員複素環、から各々独立して選ばれる置換基1もしくは2個により置換されているC1-10アルキルであり;R9は、水素;C1-6アルキル;ヒドロキシ、カルボキシル、C1-4アルキルオキシカルボニル、アミノ、モノ-もしくはジ(C1-4アルキル)アミノ、Het1またはアリールにより置換されているC1-6アルキルであり;R10は、水素;C1-6アルキル;C1-4アルキルカルボニル;ヒドロキシ、カルボキシル、C1-4アルキルオキシカルボニル、アミノ、モノ-もしくはジ(C1-4アルキル)アミノ、Het1またはアリールにより置換されているC1-6アルキルであり;R11は、水素、C1-6アルキル、C1-6アルキルスルホニルもしくはp-トルエンスルホニルであり;アリールは、フェニル、または各々独立して、ハロ、ヒドロキシ、C1-4アルキル、C1-4アルキルオキシ、C3-6シクロアルキル、トリフルオロメチル、アミノ、ニトロ、カルボキシル、C1-4アルキルオキシカルボニルおよびC1-4アルキルカルボニルアミノから選ばれる置換基1,2もしくは3個により置換されているフェニルであり;Het1は、ピリジル;C1-4アルキルにより置換されているピリジル;フラニル;C1-4アルキルにより置換されているフラニル;チエニル;C1-4アルキルカルボニルアミノにより置換されているチエニル;ヒドロキシピリジル;C1-4アルキルもしくはC1-4アルコキシC1-4アルキルにより置換されているヒドロキシピリジル;イミダゾリル;C1-4アルキルにより置換されているイミダゾリル;チアゾリル;C1-4アルキルにより置換されているチアゾリル;オキサゾリル;C1-4アルキルにより置換されているオキサゾリル;イソキノリニル;C1-4アルキルにより置換されているイソキノリニル;キノリノニル;C1-4アルキルにより置換されているキノリノニル;モルホリニル;ピペリジル;C1-4アルキル、C1-4アルキルオキシカルボニルもしくはアリールC1-4アルキルにより置換されているピペリジル;ピペラジニル;C1-4アルキル、C1-4アルキルオキシカルボニルもしくはアリールC1-4アルキルにより置換されているピペラジニルであり;そしてHet2は、モルホリニル;ピペリジル;C1-4アルキルもしくはアリールC1-4アルキルにより置換されているピペリジル;ピペラジニル;C1-4アルキルもしくはアリールC1-4アルキルにより置換されているピペラジニル;ピリジル;C1-4アルキルにより置換されているピリジル;フラニル;C1-4アルキルにより置換されているフラニル;チエニル、またはC1-4アルキルもしくはC1-4アルキルカルボニルアミノにより置換されているチエニルである]をもつ化合物、そのN-オキシド型、製薬学的に許容しうる酸もしくは塩基付加塩およびそれらの立体化学的異性型。
IPC (8件):
C07D401/06 ,  A61K 31/4439 ,  A61P 11/06 ,  A61P 17/00 ,  A61P 29/00 ,  A61P 37/08 ,  A61P 43/00 111 ,  C07D405/14
FI (8件):
C07D401/06 ,  A61K 31/4439 ,  A61P 11/06 ,  A61P 17/00 ,  A61P 29/00 ,  A61P 37/08 ,  A61P 43/00 111 ,  C07D405/14
Fターム (26件):
4C063AA01 ,  4C063AA03 ,  4C063BB03 ,  4C063DD12 ,  4C063DD25 ,  4C063DD75 ,  4C063EE01 ,  4C086AA03 ,  4C086BA03 ,  4C086BC17 ,  4C086BC36 ,  4C086GA08 ,  4C086MA01 ,  4C086MA04 ,  4C086ZA33 ,  4C086ZA34 ,  4C086ZA51 ,  4C086ZA54 ,  4C086ZA59 ,  4C086ZA61 ,  4C086ZA67 ,  4C086ZA81 ,  4C086ZA89 ,  4C086ZB11 ,  4C086ZB13 ,  4C086ZC20
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)
引用文献:
出願人引用 (1件)
  • 新薬のリードジェネレーション -最新ドラッグデザイン-, 1987, 現代化学 増刊13, p.20-21
審査官引用 (2件)
  • 新薬のリードジェネレーション -最新ドラッグデザイン-, 1987, 現代化学 増刊13, p.20-21
  • 新薬のリードジェネレーション -最新ドラッグデザイン-, 1987, 現代化学 増刊13, p.20-21

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