特許
J-GLOBAL ID:200903009993195254

車両用前照灯光軸方向自動調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-175955
公開番号(公開出願番号):特開2006-151358
出願日: 2005年06月16日
公開日(公表日): 2006年06月15日
要約:
【課題】 車両の走行状況や前方道路状況に対する前照灯のスイブル制御遅れがなく、適切な応答性にて運転者の前方視認性を損なうことなく、かつ違和感を与えないこと。 【解決手段】 運転者によるステアリングホイールの操舵の有無(ステップS109)、車速SPDと前方道路情報DNAVIとに基づくスイブル先行制御の要否(ステップS110)、推定スイブル制御角ESWCとスイブル制御角SWCとの偏差|ESWC-SWC|の大小(ステップS112)にて、運転者の操舵に先行したスイブル先行制御(ステップS111)、推定スイブル制御角ESWCに基づくスイブル制御(ステップS113)及びスイブル制御角SWCに基づくスイブル制御(ステップS114)が、適切なフィルタを加味して実行される。このため、車両の走行状況や前方道路状況に適応してスイブル制御され、運転者の前方視認性を損なわず、かつ違和感を与えることが防止される。 【選択図】 図3
請求項(抜粋):
車両のステアリングホイールの操舵角を検出する操舵角検出手段と、 前記車両の車速を検出する車速検出手段と、 前記車両に搭載されたナビゲーション・システムからの前方道路情報を検出する道路情報検出手段と、 前記操舵角検出手段で検出された操舵角と前記車速検出手段で検出された車速とをパラメータとして前記車両の前照灯の光軸方向を調整するための制御量を算出する制御量演算手段と、 前記車速検出手段で検出された車速と前記道路情報検出手段で検出された前方道路情報とをパラメータとして前記前照灯の光軸方向を調整するための推定制御量を算出する推定制御量演算手段と、 前記操舵角検出手段で検出された操舵角と前記車速検出手段で検出された車速とによる前記車両の走行状況により、または前記車速検出手段で検出された車速と前記道路情報検出手段で検出された前方道路情報とから予測される前記車両の走行状況によって前記前照灯の光軸方向を調整するときの応答性を変更する応答性変更手段と、 前記操舵角の検出以前では、前記応答性を加味した前記推定制御量に基づき前記前照灯の光軸方向を水平方向に平行な左右方向にスイブル(Swivel:旋回)させ調整するスイブル先行制御手段と、 前記操舵角の検出以降で、前記推定制御量と前記制御量との偏差が所定量を越えるときには、前記応答性を加味した前記制御量に基づき、また、前記偏差が所定量以下のときには、前記応答性を加味した前記推定制御量に基づき、前記前照灯の光軸方向を水平方向に平行な左右方向にスイブルさせ調整するスイブル制御手段と を具備することを特徴とする車両用前照灯光軸方向自動調整装置。
IPC (1件):
B60Q 1/12
FI (1件):
B60Q1/12 B
Fターム (7件):
3K039AA03 ,  3K039FA06 ,  3K039FA09 ,  3K039FD01 ,  3K039FD05 ,  3K039GA02 ,  3K039JA03
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (4件)
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