特許
J-GLOBAL ID:200903009995263397

プロピレン系樹脂組成物及びそれを用いた延伸フィルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-075580
公開番号(公開出願番号):特開平11-269328
出願日: 1998年03月24日
公開日(公表日): 1999年10月05日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 低温収縮性と、透明性、光沢、剛性、耐ブロッキング性ホットスリップ性、耐ピンホール性等を兼ね備える収縮包装用フィルムの提供。【解決手段】 (1)〜(6)を満足するプロピレン・α-オレフィンランダム共重合体に、平均粒径10μm以下のアンチブロッキング剤を配合した樹脂組成物及びそれを用いた延伸フィルム。(1)MFR1.0〜20g/10分(2)メモリーエフェクト0.9〜1.4(3)融解ピークの温度[TP]100〜145°C(4)融解終了温度[TE]-[TP]≦8(5)α-オレフィン含有量[E](mol%)が[I][II]を満たす[I](140-[TP])/10.2≦[E]≦(160-[TP])/2.6[II]0<[E]≦23(6)温度上昇溶離分別の40°C以下抽出量が2.0重量%以下、50°C以下抽出量5.0重量%以下、60°C以下抽出量20重量%以下
請求項(抜粋):
下記の物性(1)〜(6)を満足するプロピレンを主成分とするプロピレン・α-オレフィンランダム共重合体100重量部に、平均粒径が10μm以下であるアンチブロッキング剤を0.01〜1.0重量部配合してなることを特徴とするプロピレン系樹脂組成物。物性(1): メルトフローレート(MFR)が1.0〜20g/10分であること、物性(2): メモリーエフェクト(ME)が0.9〜1.4であること、物性(3): 示差走査型熱量計(DSC)で求めた主たる融解ピークの温度[TP]が100〜145°Cであること、物性(4): 示差走査型熱量計(DSC)で求めた融解終了温度[TE](°C)が、[TE]-[TP]≦8であること、物性(5): 炭素数が2又は4〜20のα-オレフィン成分と、プロピレンとを組み合わせたランダム共重合体で、α-オレフィン成分が1種以上、α-オレフィン成分の含有量[E](mol%)が下記式[I]及び式[II]で表される範囲内であること、 (140-[TP])/10.2≦[E]≦(160-[TP])/2.6 ・・・・式[I] 0<[E]≦23 ・・・・式[II]物性(6): オルソジクロルベンゼンを溶媒とした温度上昇溶離分別(TREF)による測定において40°C以下で抽出した抽出量が2.0重量%以下、50°C以下で抽出した抽出量が5.0重量%以下、並びに、60°C以下で抽出した抽出量が20重量%以下であること、
IPC (9件):
C08L 23/14 ,  B29C 55/02 ,  C08J 5/18 CES ,  C08K 3/34 ,  C08K 7/18 ,  C08L 83:00 ,  C08L 61:26 ,  B29K 23:00 ,  B29L 7:00
FI (5件):
C08L 23/14 ,  B29C 55/02 ,  C08J 5/18 CES ,  C08K 3/34 ,  C08K 7/18
引用特許:
審査官引用 (2件)

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