特許
J-GLOBAL ID:200903010049116510

ディスクブレーキ用取付部材およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-148688
公開番号(公開出願番号):特開平9-303438
出願日: 1996年05月20日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】 穴径が互いに異なる左,右のピン穴を左,右の腕部に加工するときに誤加工が生じるのを防止し、製作・加工時の作業性を向上できるようにする。【解決手段】 取付ブラケット2の鋳物成形時に、この取付ブラケット2の鋳物形状が左,右対称となるように左,右の腕部6,6のうちピン穴8,9の開口端側近傍となる位置に、それぞれ予め左,右の突起部10,10を一体成形する。そして、各腕部6にピン穴8,9を加工するときに、ピン穴8,9の下穴加工をバイト等を用いて行うことにより、このピン穴8,9の加工と共に各突起部10のうち例えば、右側の突起部10を削落とす。これによってピン穴8,9の仕上げ加工時に突起部10を電気センサ等で感知することにより、各腕部6を自動的に識別し、ピン穴8,9をそれぞれ各腕部6に誤りなく加工できるようにする。
請求項(抜粋):
ディスクの一側で車両の非回転部分に固着される固着部と、該固着部よりも前記ディスクの径方向外側に位置し該ディスクの周方向に離間した左,右の腕部と、該左,右の腕部に対して互いに異なる穴径をもって形成され前記ディスクの軸方向にキャリパを摺動可能に支持する摺動ピンがそれぞれ挿嵌される左,右のピン穴とを備えたディスクブレーキ用取付部材において、前記左,右の腕部には、前記ピン穴の開口端側近傍に位置して予め左,右対称となるように左,右の突起部を設け、該左,右の突起部のうち少なくともいずれか一方の突起部は、前記左,右の腕部に対してそれぞれ前記ピン穴を加工するときに異なる形状に形成する構成としたことを特徴とするディスクブレーキ用取付部材。
IPC (3件):
F16D 65/00 ,  F16D 55/224 106 ,  F16D 65/02
FI (3件):
F16D 65/00 Z ,  F16D 55/224 106 A ,  F16D 65/02 J
引用特許:
審査官引用 (5件)
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