特許
J-GLOBAL ID:200903010086950791

ピン型保持器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-206748
公開番号(公開出願番号):特開2004-052786
出願日: 2002年07月16日
公開日(公表日): 2004年02月19日
要約:
【課題】ピン型保持器において、リングとピンを強固に結合して、ピンの耐久性を向上すること。【解決手段】2つ一対のリング10,20の円周方向数ヶ所にピン30を架設してなるピン型保持器1において、第1リング10の円周方向数ヶ所に設けられる貫通孔11に最小径部14を設け、この最小径部14をピン30の一端とそこに螺合されるナット40とで軸方向から挟むことにより、ピン30を第1リング10に結合する。そして、上記貫通孔11の最小径部14にテーパ面22を設けるとともに、ピン30の一端に前記テーパ面22に対応するテーパ軸部33を設け、これらテーパ面22とテーパ軸部33とを面で圧接固定させる。これにより、第1リング10に対するピン30の結合強度が向上するとともに、衝撃荷重などが作用したときに、この衝撃荷重をピン30のテーパ軸部33の全面で受けさせることが可能になる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
軸方向に離隔配置される一対のリングと、両リングの円周方向数ヶ所に架設される丸棒形状のピンとを備え、 前記一方リングの円周方向数ヶ所に前記ピンの一端が挿入される貫通孔が設けられていて、この貫通孔の軸方向外側の領域に大径の円形凹部が、また、貫通孔の軸方向内側の領域に内側へ向けて漸次拡径するテーパ面がそれぞれ形成されることによって軸方向途中から内側の領域に径方向内向きに膨出するような最小径部が形成されており、 前記ピンの一端が胴体部分よりも小径とされていて、この小径部分から先端縁までの領域がねじ軸部とされ、また、前記小径部分からピンの胴体部分までの領域がテーパ軸部とされており、 前記ピンの一端が、前記一方リングの貫通孔に対して挿入された状態で、このピンのねじ軸部に対して前記一方リングの外側からナットが螺合されることにより、このナットと、前記ピンのテーパ軸部とで前記最小径部が軸方向から挟持されている、ピン型保持器。
IPC (4件):
F16C33/54 ,  F16B35/00 ,  F16B43/00 ,  F16C19/22
FI (7件):
F16C33/54 A ,  F16B35/00 Q ,  F16B35/00 T ,  F16B35/00 U ,  F16B35/00 Y ,  F16B43/00 Z ,  F16C19/22
Fターム (16件):
3J034BA11 ,  3J034BC04 ,  3J101AA12 ,  3J101AA32 ,  3J101AA42 ,  3J101AA51 ,  3J101AA62 ,  3J101BA38 ,  3J101BA46 ,  3J101BA47 ,  3J101DA16 ,  3J101FA04 ,  3J101FA15 ,  3J101FA31 ,  3J101FA46 ,  3J101GA60
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 保持器付ころ軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-272481   出願人:日本精工株式会社
  • 特公昭46-002848
  • 特開昭62-237110

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