特許
J-GLOBAL ID:200903010100066751

二酸化炭素回収システム、これを用いた発電システムおよびこれら方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 奥山 尚一 ,  有原 幸一 ,  松島 鉄男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-030225
公開番号(公開出願番号):特開2006-213580
出願日: 2005年02月07日
公開日(公表日): 2006年08月17日
要約:
【課題】 二酸化炭素を吸収した吸収液を再生する際に、タービンの出力低下を抑えることができる二酸化炭素回収システム、これを用いた発電システムおよびこれら方法を提供する。【解決手段】 ボイラ1の燃焼排ガス中から二酸化炭素を吸収液で吸収除去する二酸化炭素吸収塔18と、二酸化炭素を吸収した負荷吸収液を加熱して再生する再生塔24とを備え、再生塔24には、負荷吸収液を加熱して負荷吸収液中の二酸化炭素を除去する複数の負荷吸収液加熱手段41、42が多段に設けられているとともに、ボイラ蒸気により回転駆動するタービン8には、タービンから複数の異なる圧力の蒸気を抽気して前記複数の負荷吸収液加熱手段にその加熱源として供給する複数のライン44、45が設けられており、これら複数のラインは、供給する蒸気の圧力が、前記複数の負荷吸収液加熱手段の前段41から後段42にいくに従って高くなるように接続されていることを特徴とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
蒸気により回転駆動するタービンと、前記タービンに供給するための蒸気を発生させるボイラと、前記ボイラの燃焼排ガス中から二酸化炭素を吸収液で吸収除去する二酸化炭素吸収塔と、二酸化炭素を吸収した負荷吸収液を加熱して再生する再生塔とを含んでなる二酸化炭素回収システムであって、 前記再生塔には、負荷吸収液を加熱して負荷吸収液中の二酸化炭素を除去する複数の負荷吸収液加熱手段が多段に設けられているとともに、前記タービンには、前記タービンから複数の異なる圧力の蒸気を抽気して前記複数の負荷吸収液加熱手段にその加熱源として供給する複数のラインが設けられており、前記複数のラインは、供給する蒸気の圧力が、前記複数の負荷吸収液加熱手段の前段から後段にいくに従って高くなるように接続されている二酸化炭素回収システム。
IPC (2件):
C01B 31/20 ,  B01D 53/62
FI (2件):
C01B31/20 B ,  B01D53/34 135Z
Fターム (12件):
4D002AA09 ,  4D002AC01 ,  4D002AC10 ,  4D002BA02 ,  4D002DA32 ,  4D002EA08 ,  4D002HA08 ,  4G146JA02 ,  4G146JB09 ,  4G146JC05 ,  4G146JC08 ,  4G146JC35
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (2件)
  • 特開平3-193116
  • 特開昭50-008773

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