特許
J-GLOBAL ID:200903010114439852
ざ瘡によって誘発される炎症および真皮マトリックス分解酵素に対して用いる組成物および方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
後藤 洋介
, 池田 憲保
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-585747
公開番号(公開出願番号):特表2004-515460
出願日: 2001年05月22日
公開日(公表日): 2004年05月27日
要約:
ざ瘡のある皮膚が、MMPおよび好中球エラスターゼなどのマトリックス分解酵素の存在、好中球の誘導、プロコラーゲン生合成の低下を伴うことが明らかになった。本発明は、(i)マトリックス分解酵素のインヒビターと、(ii)炎症を軽減し、よって好中球の浸潤を軽減するサイトカインインヒビターのうち少なくとも一方を、局所的または全身的に投与することによって、瘢痕およびざ瘡を伴う炎症を治療するものである。マトリックス分解を軽減し、プロコラーゲンの生合成を再度正常にすることで、炎症を低減し、ざ瘡のある皮膚を自然に修復させることができる。サイトカインを阻害することで、常在皮膚細胞であるMMPを緩和し、また、MMPおよびエラスターゼを運ぶ血流から好中球をざ瘡病変に導く炎症を軽減する。ざ瘡病変におけるマトリックス分解酵素の存在量を少なくすることで、皮膚の不完全な修復が少なくなり、ざ瘡のある皮膚における瘢痕が減少する。
請求項(抜粋):
(a)真皮マトリックス分解酵素の非レチノイド性インヒビターと、(b)面皰消散薬と、抗菌薬と、抗炎症薬と、レチノイドと、糖質コルチコイドと、これらの相互適合性混合物と、からなる群から選択される活性成分と、の相互適合性の組み合わせを含む、ざ瘡瘢痕を和らげるための組成物。
IPC (12件):
A61K45/00
, A61K31/203
, A61K31/327
, A61K31/573
, A61K31/65
, A61K45/06
, A61P5/44
, A61P17/10
, A61P29/00
, A61P31/04
, A61P39/06
, A61P43/00
FI (12件):
A61K45/00
, A61K31/203
, A61K31/327
, A61K31/573
, A61K31/65
, A61K45/06
, A61P5/44
, A61P17/10
, A61P29/00
, A61P31/04
, A61P39/06
, A61P43/00 111
Fターム (62件):
4C084AA19
, 4C084AA20
, 4C084AA22
, 4C084AA23
, 4C084AA24
, 4C084MA02
, 4C084MA52
, 4C084NA05
, 4C084NA06
, 4C084NA07
, 4C084NA14
, 4C084ZA89
, 4C084ZA90
, 4C084ZB11
, 4C084ZB35
, 4C084ZC08
, 4C084ZC20
, 4C084ZC37
, 4C084ZC41
, 4C084ZC54
, 4C086AA01
, 4C086AA02
, 4C086DA10
, 4C086DA29
, 4C086MA02
, 4C086MA03
, 4C086MA04
, 4C086MA52
, 4C086NA05
, 4C086NA06
, 4C086NA07
, 4C086NA14
, 4C086ZA89
, 4C086ZA90
, 4C086ZB11
, 4C086ZB35
, 4C086ZC08
, 4C086ZC20
, 4C086ZC37
, 4C086ZC41
, 4C086ZC54
, 4C206AA01
, 4C206AA02
, 4C206DA04
, 4C206DA39
, 4C206MA02
, 4C206MA03
, 4C206MA04
, 4C206MA72
, 4C206NA05
, 4C206NA06
, 4C206NA07
, 4C206NA14
, 4C206ZA89
, 4C206ZA90
, 4C206ZB11
, 4C206ZB35
, 4C206ZC08
, 4C206ZC20
, 4C206ZC37
, 4C206ZC41
, 4C206ZC54
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (1件)
-
Durgs, 1994, Vol.48, No.1, p.59-70
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