特許
J-GLOBAL ID:200903010125324453

用時溶解スプレー容器及び該容器を用いた用時溶解スプレー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 出田 晴雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-116389
公開番号(公開出願番号):特開平8-280807
出願日: 1995年04月18日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【目的】 液状薬剤に長期安定性と使用時の即時性とを兼備したスプレー容器を開発する。【構成】 本発明の用時溶解スプレー容器は凍結乾燥された薬剤を収容する下部瓶体4と液剤成分12を収容するチャンバー2とを有し、両者が係止部材3で接合された構造を有する。この3は4に薬剤液体を充填して凍結乾燥する際の半打栓保持作用をも果たす。また、2の底部はアルミニウム箔6で形成されており、液体噴出部材10を2の上部に装着して6を突き抜くことによって2内の12が4内に流下して収容されている固体薬剤13を溶解して薬剤液体を形成する。【効果】 12と13とを分離収容し、しかも簡単な操作で混合可能。液状薬剤を収容した4に3を半打栓状態で使用して凍結乾燥すれば13を調製できる。
請求項(抜粋):
固体成分を収容するための下部瓶体と、底部に易破断性の薄膜で形成され、底部の直径が上記下部瓶体の上端開口部とほぼ同等に形成された有底円筒体からなる、液状成分を収容するためのチャンバーと、該下部瓶体の上部開口部外周に形成された鍔部との係合部及び該チャンバーの外周部に形成された突起との係合部を内周面に有する略円筒状の係止部材であり、該下部瓶体及びチャンバーを嵌合することにより下部瓶体及びチャンバーを密接固定することができると共に、該チャンバーが嵌合された係止部材を該下部瓶体の上部開口部に載置した際に、該下部瓶体内の気体が外部と流通する縦溝を円筒の内周面に1本以上有する係止部材と、ポンプ部上部に液体噴出口を有すると共に、該ポンプ部下部には該ポンプに下部瓶体から液状成分を供給することができる液剤吸い上げ管を有する液体噴射部材であり、該液体噴射部材の液剤吸い上げ管をチャンバー上端から挿入して該液体噴射部材をセットする際に、液剤吸い上げ管がチャンバー底部の易破断性の薄膜を破断させることができるように付設されていることを特徴とする用時溶解スプレー容器。
IPC (6件):
A61M 11/00 ,  A61J 1/05 ,  A61K 9/08 ,  A61K 9/12 ,  B65D 83/14 ,  B65D 83/36
FI (5件):
A61M 11/00 D ,  A61K 9/08 U ,  A61K 9/12 H ,  A61J 1/00 351 A ,  B65D 83/14
引用特許:
審査官引用 (1件)

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