特許
J-GLOBAL ID:200903010129079364
燃料噴射器における配向角度によるスプレーパターンの制御及びその方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
加藤 紘一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-332981
公開番号(公開出願番号):特開2004-270685
出願日: 2003年09月25日
公開日(公表日): 2004年09月30日
要約:
【課題】縦軸に平行な軸を有し、斜角でない、または真っ直ぐなオリフィスを用いて燃料スプレーの標的への命中及び分布を制御する燃料計量手段を提供する。【解決手段】 計量オリフィスは、縦軸の周りに配置され、密封表面の計量ディスク上への投射により画定される第2の仮想円よりも大きい第1の仮想円を画定して、全ての計量オリフィスが第2の仮想円またはボルト円の外側であってその円の1つの象限内に位置するようにする。弁座オリフィスと計量ディスクとの間には、縦軸を横切る仮想平面上に流れ領域を形成するスプレーパターンを燃料噴射器が縦軸に沿って発生できるようにするチャンネルが形成されている。好ましい実施例の燃料噴射器は、スプレーの標的への命中、分布制御及び霧化を所望の態様で行うための縦軸の周りの角度位置へ較正することができる。流れ領域に命中させる方法も提供される。【選択図】 図6A
請求項(抜粋):
縦軸に沿って入口と出口の間を延びる通路を備えたハウジングと、
入口に向いており弁座オリフィスを形成する密封表面、出口に向いており密封表面から離隔した端部表面、及び弁座オリフィスと端部表面との間を縦軸にほぼ斜めに延びる第1のチャンネル表面を有する弁座と、
通路内にあって、1つの位置で密封表面に接触して弁座オリフィスを介する燃料の流れをほぼ阻止し、別の位置で密封表面から離脱して通路からの燃料流を通過させる閉鎖部材と、
閉鎖部材近くにあり、作動されると閉鎖部材を弁座の密封表面から離脱させて燃料流が通路を流れ閉鎖部材を通過できるようにする磁気アクチュエーターと、
弁座に隣接する計量ディスクとより成り、
計量ディスク上に密封表面を投射すると縦軸の周りに第1の仮想円が画定され、計量ディスクは第1のチャンネル表面に対向して流れチャンネルを形成する第2のチャンネル表面を有し、計量ディスクは第1の仮想円の外側において縦軸の周りにおいて等しいアーク距離で離隔した少なくとも2つの計量オリフィスを有し、各計量オリフィスは第2のチャンネル表面と計量ディスクの外側表面との間を縦軸にほぼ平行に延びるため、磁気アクチュエーターが作動されて閉鎖部材を移動させると、計量オリフィスを流れる燃料により、縦軸に垂直な仮想平面と交差して複数の異なる半径を有する流れ領域を有するスプレーパターンが発生し、この流れ領域の半径の1つは、縦軸を中心として回転すると、流れ領域によりカバーされる部分より大きい円形領域を画定する最大半径を含み、このためスプレーを標的に命中させるには縦軸を中心として計量オリフィスを配向させることが必要である燃料噴射器。
IPC (3件):
F02M51/08
, F02M61/18
, F02M69/00
FI (3件):
F02M51/08 J
, F02M61/18 340D
, F02M69/00 310Q
Fターム (9件):
3G066BA03
, 3G066CC10
, 3G066CC15
, 3G066CC20
, 3G066CC37
, 3G066CC48
, 3G066CD30
, 3G066CE13
, 3G066CE22
引用特許: