特許
J-GLOBAL ID:200903010154716573

既存建物の免震構造化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山名 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-107683
公開番号(公開出願番号):特開平10-299263
出願日: 1997年04月24日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 既存建物を免震構造化する方法、特に既存建物の柱を利用して免震構造化する方法を提供する。【解決手段】 柱の躯体表面に目荒らし処理を施す段階と、柱の免震装置の取り付け部位を除く上部と下部の外周にPC鋼線を配置しコンクリートの増打ちを行う段階と、PC鋼線を利用して円周方向にプレストレスを導入し既存柱を増打ちコンクリートで締め付ける段階と、上下の増打ちコンクリートの端面間に支保用ジャッキを設置し、同柱が負担している軸力を支保用ジャッキに盛り替えて柱下部へ伝達させる段階と、柱の免震装置の取り付け部位を切除し、前記の切除部分へ免震装置を取り付け、その後当該柱が負担している軸力を前記免震装置が負担するように前記支保用ジャッキから荷重の盛り替えを行い、しかる後に前記支保用ジャッキは緩めて外す段階とから成る。
請求項(抜粋):
既存建物の免震装置を取り付けるべき柱の躯体表面に目荒らし処理を施す段階と、前記柱の免震装置の取り付け部位を除く上部と下部の外周に、プレストレス導入用のPC鋼線を配置しコンクリートの増打ちを行う段階と、前記増打ちコンクリートが所定の強度を発現した後に、前記PC鋼線を利用して円周方向にプレストレスを導入し既存柱を増打ちコンクリートで締め付ける段階と、上下の増打ちコンクリートの端面間に支保用ジャッキを設置し、同柱が負担している軸力を前記支保用ジャッキに盛り替えて柱下部へ伝達させる段階と、当該柱の免震装置の取り付け部位を切除し、前記の切除部分へ免震装置を取り付け、その後当該柱が負担している軸力を前記免震装置が負担するように前記支保用ジャッキから荷重の盛り替えを行い、しかる後に前記支保用ジャッキは緩めて外す段階と、から成ることを特徴とする、既存建物の免震構造化方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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