特許
J-GLOBAL ID:200903010157900022

検出方法、検出デバイス及び検出用キット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 西山 恵三 ,  内尾 裕一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-132606
公開番号(公開出願番号):特開2005-315678
出願日: 2004年04月28日
公開日(公表日): 2005年11月10日
要約:
【課題】 標識粒子として磁性粒子を用い、磁気抵抗効果膜を用いて検出を行なう検出デバイスにおいて、磁気抵抗効果膜の電気抵抗は2つの磁性膜の磁化状態によって変化するが、磁化反転可能な磁性膜の中で磁化反転する領域が磁性膜の一部分である場合には、磁気抵抗効果は磁化反転可能な磁性膜全体が磁化反転するよりも小さくなる。つまり例えば磁性粒子の径が小さく、磁気抵抗効果膜の磁化反転領域が著しく小さい場合には、電気抵抗の変化量が小さく検出が困難となる。【解決手段】 標識粒子として磁性粒子を用い、生体化学反応により磁気抵抗効果膜表面に残留する磁性粒子から生じる浮遊磁界により、磁気抵抗効果膜のフリー層全面積に対する磁化反転領域の面積の比を大きくし、大きな検出信号を得ると共に、得られた検出データを安定に保存することが可能な検出検出デバイスおよび該検出デバイスを用いた検出方法である。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
被検体溶液中の磁性粒子を検出するための検出デバイスであって、磁化方向が固定された第1の磁性膜と、垂直磁化膜でありかつ磁性粒子を検出する際に磁化方向が変化し得る第2の磁性膜を含む磁気抵抗効果膜を有し、前記第2の磁性膜の表面と前記磁性粒子の中心までの距離をdとするときに、前記第2の磁性膜の膜面が半径√2dの円周上あるいは該円形の円周の内側にあることを特徴とする検出デバイス。
IPC (4件):
G01N27/72 ,  G01N33/543 ,  G01N33/553 ,  G01R33/09
FI (5件):
G01N27/72 ,  G01N33/543 525C ,  G01N33/543 541A ,  G01N33/553 ,  G01R33/06 R
Fターム (10件):
2G017AA10 ,  2G017AD54 ,  2G053AA01 ,  2G053AB19 ,  2G053BA08 ,  2G053CA06 ,  2G053CA18 ,  2G053CB05 ,  2G053CB13 ,  2G053DB01
引用特許:
審査官引用 (3件)
引用文献:
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