特許
J-GLOBAL ID:200903010178012585

変速機のシンクロナイザリング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-037608
公開番号(公開出願番号):特開2000-234630
出願日: 1999年02月16日
公開日(公表日): 2000年08月29日
要約:
【要約】【課題】 内外複数のコーンリングで構成した非連結多板からなるシンクロナイザリングの耐久性を向上する。【解決手段】内外複数のリング8、12、13からなるシンクロナイザリング7は、変速機主軸に相対回転不能に装着されたクラッチハブの内周面と該変速機主軸に相対回転可能に装着された遊転ギヤの外周コーン面10との間に各接触面間α〜γを構成して介装されている。複数のリング8等は、外側に位置する接触面間αにおいて内側に位置する接触面間β、γの同様のランド134、135の幅を外側リング8の内周コーン面11に周方向に多条に形成された溝間のランド82の幅より大きくし、内側リング13のランド134、135が中間リング12及びギヤコーン面10に圧接する単位面積当りの面圧を小さくした。これにより同期噛合い時における内側リング13での摩耗量が小さくでき、シンクロナイザリングの耐久性が向上した。
請求項(抜粋):
変速機主軸に相対回転不能に装着されたクラッチハブの内周面と該変速機主軸に相対回転可能に装着された遊転ギヤの外周コーン面との間に介装され該クラッチハブと同回転するスリーブの軸方向への移動によって該遊転ギヤの該外周コーン面に摩擦力を付与し該スリーブの回転に該遊転ギヤの回転を同期させる非連結で内外複数のコーンリングからなる変速機のシンクロナイザリングにおいて、前記内外複数のコーンリング及び前記遊転ギヤの外周コーン面によって形成される各接触面間のランドの幅は、内側に位置する接触面間のランドの幅より外側に位置する接触面間のランドの幅ほど小さくしたことを特徴とする変速機のシンクロナイザリング。
Fターム (7件):
3J056AA12 ,  3J056BA02 ,  3J056BC02 ,  3J056CA03 ,  3J056CA09 ,  3J056GA05 ,  3J056GA12
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 変速機の同期装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-166016   出願人:スズキ株式会社
  • 特開昭60-222623
  • 特開昭51-035838
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