特許
J-GLOBAL ID:200903010180537300

バッテリ駆動の作業機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-261014
公開番号(公開出願番号):特開平10-102544
出願日: 1996年10月01日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 作業を中断することなく、電動機の定格温度を越えた昇温を確実に抑制することができるようにする。【解決手段】 電動機3に供給される電流値を検出する電流センサ68と、所定作業時間(t0)内での電流センサ68の検出値(i)と、定格電流値(iN)との差(i-iN)の自乗値((i-iN)2)を時間で積分した積分値(但し、(i-iN)が正のときは加算、負のときは減算して積分した値)を基に電動機3の実績差分実績発熱量(ΔW)を演算する制御手段66とが設けられ、制御手段66は、差分実績発熱量(ΔW)が電動機3の許容発熱量(W0)を越えた場合に、電動機3の出力量を差分実績発熱量と許容発熱量との差(ΔW-W0)に比例した出力減量(ΔP)を差し引いた値にする制御信号をチョッパ回路67に向けて出力するように構成されている。
請求項(抜粋):
搭載されたバッテリからの電力を得て駆動され、かつ、所定作業時間(t0)継続駆動した場合の許容発熱量が(W0)の電動機、およびこの電動機により駆動される油圧ポンプによって形成された駆動手段と、上記油圧ポンプから吐出される作動油により駆動するアクチュエータと、このアクチュエータの駆動によって所定の作動を行う作業部材と、上記油圧ポンプから吐出される作動油の流通および遮断の切り換えを行うことによってアクチュエータを介して上記作業部材を運転操作する操作レバーとを備えてなるバッテリ駆動の作業機械において、上記電動機に供給される電流値を検出する電流センサと、所定作業時間(t0)内での上記電流センサの検出値(i)と、定格電流値(iN)との差(i-iN)の自乗値((i-iN)2)を時間で積分した積分値(但し、(i-iN)が正のときは加算、負のときは減算して積分した値)を基に電動機の差分実績発熱量(ΔW)を演算する制御装置とが設けられ、上記制御装置は、上記差分実績発熱量(ΔW)が電動機の許容発熱量(W0)を越えた場合に、電動機の出力量を差分実績発熱量と許容発熱量との差(ΔW-W0)に比例した出力減量(ΔP)を差し引いた値にする制御信号を上記駆動手段に向けて出力するように構成されていることを特徴とするバッテリ駆動の作業機械。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 直流電動機の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-050966   出願人:株式会社豊田自動織機製作所
  • 油圧式建設機械
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-264472   出願人:新キャタピラー三菱株式会社
  • 特開平3-230724
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