特許
J-GLOBAL ID:200903010201065896

ロールの剥離検査方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河澄 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-000634
公開番号(公開出願番号):特開2001-194348
出願日: 2000年01月06日
公開日(公表日): 2001年07月19日
要約:
【要約】【課題】 紙、プラスチックフィルム等のシート類の塗工やカレンダ処理に用いるロール類、通常、中空又は中実な金属心の表面に弾力性のあるゴム又は合成樹脂の下巻き材が巻かれ、更にその上からカバーリング材で被覆されている。これらロール内部に剥離や空洞部があると、カレンダ処理、塗工、印刷等に悪影響を及ぼす。本発明は、これらロールの欠陥部をロールを傷付けないで発見しようとするものである。【解決手段】 剥離部又は空洞部のあるカバーリング材表面から金属芯に向けて、超音波探触子で超音波を入射しながら、剥離部から健全部に向けて走査し、剥離部のエコーの最大波高又は最大振幅が6dBダウンした位置における探触子の中心位置を前記境界とする。【効果】 ロールを傷つけずに判定できるとともに、剥離部分の広がりを測定できる。
請求項(抜粋):
金属芯にゴム、プラスチック等の弾性のある下巻き材及びカバーリング材を前記順に巻き付けたロールについて、各層間における剥離部と健全部との境界又は空洞部と健全部との境界を判定する方法であって、カバーリング材の音響インピーダンスが下巻き材の音響インピーダンスよりも小さいか又はほぼ等しい場合において、カバーリング材表面から金属芯に向けて超音波探触子で超音波を入射しながら、剥離部から健全部に向けて走査し、剥離部のエコーの最高波高又は最大振幅が1/2にダウンした位置における探触子の中心位置を前記境界と判定する方法。
IPC (2件):
G01N 29/10 504 ,  G01N 29/16
FI (2件):
G01N 29/10 504 ,  G01N 29/16
Fターム (10件):
2G047AA06 ,  2G047AA08 ,  2G047AB01 ,  2G047AB05 ,  2G047AB07 ,  2G047BC01 ,  2G047BC03 ,  2G047BC07 ,  2G047GG24 ,  2G047GG28
引用特許:
出願人引用 (6件)
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