特許
J-GLOBAL ID:200903010220037950

延性および耐疲労特性に優れる高張力溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 興作
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-051195
公開番号(公開出願番号):特開2003-342641
出願日: 2003年02月27日
公開日(公表日): 2003年12月03日
要約:
【要約】【課題】 自動車部品用素材として十分な延性を有し、かつ耐疲労特性に優れる高張力溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法について提案する。【解決手段】 C:0.05〜0.20質量%、Si:0.3 〜1.8 質量%およびMn:1.0 〜3.0 質量%を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる成分組成と、フェライトの主相および第2相からなる複合組織とを有し、第2相はベイナイト:80 vol%以上を含み残部がマルテンサイト、残留オーステナイトおよびパーライトのいずれか1種または2種以上からなり、該第2相の平均長さに対する板厚方向の平均長さの比が0.7 以上である、熱延板を素材として、該熱延板を冷間圧延し、次いで所定の熱処理、溶融亜鉛めっき処理および冷却処理を行う。
請求項(抜粋):
C:0.05〜0.20質量%、Si:0.3 〜1.8 質量%およびMn:1.0 〜3.0 質量%を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる成分組成と、フェライトの主相および第2相からなる複合組織とを有し、第2相はベイナイト:80 vol%以上を含み残部がマルテンサイト、残留オーステナイトおよびパーライトのいずれか1種または2種以上からなり、該第2相の圧延方向の平均長さに対する板厚方向の平均長さの比が0.7 以上である、熱延板を素材として、該熱延板を冷間圧延し、次いでAc1 変態点以上の温度域にて5s以上保持する、一次加熱処理を施した後、10°C/s以上の冷却速度でMs点以下の温度まで冷却し、さらにAc1 変態点〜一次加熱温度の温度域にて5〜120 秒間保持する二次加熱処理を施した後、5°C/s以上の冷却速度で500 °C以下の温度まで冷却し、その後溶融亜鉛めっき処理を施してから、5°C/s以上の冷却速度で300 °Cまで冷却することを特徴とする延性および耐疲労特性に優れた高張力溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。
IPC (6件):
C21D 9/46 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/04 ,  C22C 38/38 ,  C23C 2/06 ,  C23C 2/28
FI (7件):
C21D 9/46 J ,  C21D 9/46 U ,  C22C 38/00 301 T ,  C22C 38/04 ,  C22C 38/38 ,  C23C 2/06 ,  C23C 2/28
Fターム (30件):
4K027AA05 ,  4K027AA22 ,  4K027AB42 ,  4K027AC72 ,  4K027AE12 ,  4K037EA01 ,  4K037EA02 ,  4K037EA05 ,  4K037EA06 ,  4K037EA09 ,  4K037EA11 ,  4K037EA15 ,  4K037EA16 ,  4K037EA17 ,  4K037EA19 ,  4K037EA27 ,  4K037EA28 ,  4K037EA31 ,  4K037EA32 ,  4K037EA36 ,  4K037EB11 ,  4K037FD03 ,  4K037FD04 ,  4K037FE01 ,  4K037FF03 ,  4K037FH01 ,  4K037FJ05 ,  4K037FJ06 ,  4K037FK03 ,  4K037GA05
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

前のページに戻る