特許
J-GLOBAL ID:200903010230662399

薄肉大型成形品の射出圧縮成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 赤岡 迪夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-097770
公開番号(公開出願番号):特開平9-262883
出願日: 1996年03月26日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】平滑度に優れ、複屈折の少ない、肉厚の均一な薄肉の広い面積の成形品を射出圧縮成形する。【解決手段】 型締めのための可動型の移動が10mm/秒以上の速度であり、そして射出開始から型締め完了までを、〔ここに、θの単位は秒、Dは成形品の肉厚(cm)、lnは自然対数関数、TFは樹脂の流動温度(°C)、TC は型温度(°C)、TG はゲートにおける樹脂射出温度(°C)、αは樹脂の熱拡散率であってα=K/ρ×CP であり、ここにK、ρ、CP はそれぞれ、熱伝導率、密度、比熱である。〕によって計算される極限時間θ内に行う。
請求項(抜粋):
可動型を型締め位置から一定距離だけ後退させた状態でキャビティ内に溶融した熱可塑性樹脂を射出した後該可動型を移動させて型締めを行うことによって成形する射出圧縮成形方法であって、(1)成形品が厚さ0.8 乃至3.0 mm、広さ40cm×40cm乃至100 cm×100cmの範囲の平たい形状であり、(2)成形品の平たい面を形成するキャビティ面が垂直になるように型が配向されており、(3)該後退距離が、型締め時の該キャビティの厚さの0.5 乃至4倍の大きさであり、(4)該後退距離をL〔mm〕としたとき後退位置から型締め完了までがτ(秒)=0.2 +L/10によって算出される時間内に行われるものであり、そして(5)該キャビティ内への該溶融した熱可塑性樹脂の射出開始から型締め完了までを、【数1】〔ここに、θの単位は秒、Dは成形品の肉厚(cm)、lnは自然対数関数、TFは樹脂の流動温度(°C)、TC は型温度(°C)、TG はゲートにおける樹脂射出温度(°C)、αは樹脂の熱拡散率であってα=K/ρ×CP であり、ここにK、ρ、CP はそれぞれ、K:熱伝導率〔cal/cm・秒・°C〕ρ:密度〔g/cm3 〕CP :比熱〔cal/g・°C〕である。〕によって算出される極限時間θ内に行うものであることを特徴とする方法。
IPC (5件):
B29C 45/56 ,  B29C 45/64 ,  B29C 45/73 ,  B29C 45/76 ,  B29K 33:04
FI (4件):
B29C 45/56 ,  B29C 45/64 ,  B29C 45/73 ,  B29C 45/76
引用特許:
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る