特許
J-GLOBAL ID:200903010279650191

クッション装置付き油圧シリンダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 影井 俊次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-361642
公開番号(公開出願番号):特開平11-173308
出願日: 1997年12月11日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【目的】 ピストンロッドを必要以上に太径化したり、また格別大掛かりな熱処理を行うことなく、クッション装置を設けるために必要な段差の部位における強度を高くして、ピストンロッドの耐久性を良好に保てるようにする。【構成】 ピストンロッド3にクッション装置を構成するクッションリング11を装着するために形成されるリング装着部3bとロッド本体3aとの間に段差D2 を設けるが、この段差D2 における垂直壁Vからリング装着部3bの外周面Rへの移行部を凹状に湾曲した形状の曲面部Cを形成して、応力の分散を図るようにした上で、この曲面部Cから垂直壁Vにかけての部位を全周にわたって部分焼き入れを行うことにより部分焼き入れ層Hを形成することにより局部的に強度の向上を図る。
請求項(抜粋):
シリンダ内にピストンロッドに連結したピストンを摺動可能に装着してなり、このピストンの伸長側のストローク端近傍でクッション作用を発揮させるために、前記シリンダにクッション流路を形成し、また前記ピストンロッドの途中位置に段差を設けることにより小径のリング挿嵌部を形成して、このリング挿嵌部にクッションリングを遊嵌状態に装着し、このクッションリングには前記ピストンと当接した時に、このクッションリングの内面からシリンダ内に通じる流路を形成したものにおいて、前記ピストンロッドには、前記段差を形成する部位にその全周にわたって部分焼き入れ層を形成する構成としたことを特徴とするクッション装置付き油圧シリンダ。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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