特許
J-GLOBAL ID:200903010283880860

走査型レーザによる眼科レンズ成形品の取り出し装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-282460
公開番号(公開出願番号):特開平10-128772
出願日: 1997年09月09日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】【課題】 レンズの厚さと曲率が異なっても種々の成形部品または表面において均一な加熱が行われる眼科レンズ取り出し装置および方法を提供すること。【解決手段】 金型部品の間から成形された眼科レンズを取り出す装置および方法である。強力な電磁放射線源を少なくともその一方の金型部品に所定の走査パターンで検流計ミラーを介して提供する。加熱成形されたポリマーのより冷たいポリマーに対する差膨張により表面間でずれが生じるので剪断力により重合されたレンズ/ポリマー製金型の接着が破壊され金型部品の分離が容易となる。金型部品の表面間の温度勾配が大きいほど剪断力が大きく、金型部品の分離が容易となる。加熱された後方金型部品は直ちに除去されるので、ポリマーレンズにはごくわずかしかエネルギーが伝達されず、レンズの熱分解の可能性がなくなる。
請求項(抜粋):
第1の金型部品と第2の金型部品とを含んで成りその中に眼科レンズを含む少なくとも1つの金型の該部品を分離する装置であって、眼科レンズを間に含む前記金型部品をワークステーションに前記金型部品の一方または双方を位置決めする手段;前記金型部品の少なくとも一方の材料が十分に吸収して前記材料を昇温する強力な電磁放射線源;前記放射線源からの放射線を指向させて前記金型部品の一方または双方の外表面に衝突させる手段であって、所定のパターンを前記表面にトレースして異なる領域に対する放射線エネルギーの量を変えるスキャナ手段を備える放射線指向手段;および、前記トレースパターンに応答して前記金型部品に強力な放射線が衝突する期間を調節して前記放射線衝突期間内に前記線源からの放射線が衝突した前記金型の表面領域の温度に調節された昇温を生じさせる手段、を備えたことを特徴とする装置。
IPC (4件):
B29C 39/36 ,  B23K 26/00 ,  B29C 33/06 ,  B29L 11:00
FI (3件):
B29C 39/36 ,  B23K 26/00 G ,  B29C 33/06
引用特許:
審査官引用 (2件)

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