特許
J-GLOBAL ID:200903010320771677

ポリエステル樹脂の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-320057
公開番号(公開出願番号):特開2004-137477
出願日: 2003年09月11日
公開日(公表日): 2004年05月13日
要約:
【課題】 ジカルボン酸構成単位と少なくとも環状アセタール骨格を有するジオール構成単位とからなるポリエステル樹脂を製造する際に、ジカルボン酸のカルボキシル基、及び水による環状アセタール骨格の分解、それによるポリエステル樹脂のゲル化や分子量分布の著しい増大を起こすことなく、工業的に有利な製造方法で、成形性、機械的性能に優れたポリエステル樹脂を安定的に製造する方法を提供する。【解決手段】 ジカルボン酸構成単位と少なくとも環状アセタール骨格を有するジオール構成単位とからなるポリエステル樹脂を製造する際に、環状アセタール骨格を有するジオールおよびエステルとをエステル交換反応させて、主にオリゴマーを製造するオリゴマー化工程(工程1)と、次いで行われる、主にオリゴマーを高分子量化する工程(工程2)とを含み、工程1において特定の条件を同時に満たして製造する方法。【選択図】 無し
請求項(抜粋):
ジカルボン酸構成単位と、少なくとも環状アセタール骨格を有するジオール構成単位とからなるポリエステル樹脂の製造方法であって、環状アセタール骨格を有するジオール(A)およびエステル(D)とをエステル交換反応させて、主にオリゴマーを製造するオリゴマー化工程と、次いで行われる、主にオリゴマーを高分子量化する工程とを含み、オリゴマー化工程において以下の[1]〜[4]の条件を同時に満たすことを特徴とするポリエステル樹脂の製造方法。 [1]エステル(D)中の遊離のカルボキシル基量(bモル)とジカルボン酸構成単位量(aモル)とのモル比(b/a)が0〜0.035。 [2]環状アセタール骨格を有するジオール(A)量(cモル)とエステル(D)中のジカルボン酸構成単位量(aモル)との仕込みモル比(c/a)が0.05以上0.60以下。 [3](b/a)と(c/a)との積が下記の式(I)を満たす。 0≦(b/a)×(c/a)≦0.003 (I) [4]反応系の水分量が0〜0.5重量%。
IPC (1件):
C08G63/40
FI (1件):
C08G63/40
Fターム (39件):
4J029AA05 ,  4J029AB04 ,  4J029AD01 ,  4J029AE01 ,  4J029AE03 ,  4J029BA02 ,  4J029BA03 ,  4J029BA04 ,  4J029BA05 ,  4J029BA07 ,  4J029BA08 ,  4J029BB03 ,  4J029BB05 ,  4J029BB09 ,  4J029BB13 ,  4J029BC05 ,  4J029BD02 ,  4J029BD03 ,  4J029BD04 ,  4J029BE03 ,  4J029BF21 ,  4J029BF30 ,  4J029CA02 ,  4J029CA04 ,  4J029CA05 ,  4J029CA06 ,  4J029CB04 ,  4J029CB05 ,  4J029CB06 ,  4J029CB06A ,  4J029CB06B ,  4J029CC05 ,  4J029CC06 ,  4J029KB01 ,  4J029KB02 ,  4J029KB03 ,  4J029KC04 ,  4J029KE02 ,  4J029KE03
引用特許:
出願人引用 (19件)
全件表示
審査官引用 (5件)
  • 特開昭62-230874
  • 特開昭62-265361
  • ポリエステル樹脂
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-155721   出願人:三菱瓦斯化学株式会社
全件表示

前のページに戻る