特許
J-GLOBAL ID:200903028051174337

ポリエステル廃棄物のリサイクル方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-250883
公開番号(公開出願番号):特開2002-060543
出願日: 2000年08月22日
公開日(公表日): 2002年02月26日
要約:
【要約】【課題】 ポリエステル廃棄物から、高品質のビス-β-ヒドロキシエチルテレフタレートを主成分とする低級オリゴマーを回収すること。【解決手段】 ポリエチレンテレフタレートを主成分とするポリエステル廃棄物から有効成分としてテレフタル酸ジメチルを回収し、次いで大過剰のEGと常圧下、無触媒で加熱・反応させてビス-β-ヒドロキシエチルテレフタレートを主成分とし、かつ末端にヒドロキシエチルエステル基を含む低重合体混合物として回収する。
請求項(抜粋):
主としてポリアルキレンテレフタレートからなるポリエステル廃棄物から有効成分を回収するリサイクル方法であって、該ポリエステル廃棄物を下記(a)〜(e)の各工程を逐次的に通過させて、ビス-β-ヒドロキシアルキレンテレフタレートを主成分とし、かつ末端にヒドロキシアルキレンエステル基を含む低重合体混合物として回収することを特徴とする、ポリエステル廃棄物のリサイクル方法。(a)ポリエステル廃棄物を、粉砕・前処理する工程。(b)工程(a)で処理したポリエステル廃棄物を、触媒の存在下、アルキレングリコールで解重合させる工程。(c)工程(b)で得られた解重合物を、触媒の存在下にメタノールで置換エステル化反応させて粗テレフタル酸ジメチルを得る工程。(d)工程(c)で得られた粗テレフタル酸ジメチルを再結晶化処理し、メタノール洗浄及び/又は蒸留により精製を行って高純度テレフタル酸ジメチルとして回収する工程。(e)工程(d)で得られた精製テレフタル酸ジメチルを、その2モル倍以上の大過剰のアルキレングリコールと常圧下、無触媒で反応させて、ビス-β-ヒドロキシアルキレンテレフタレートを主成分とし、かつ末端にヒドロキシアルキレンエステル基を含む低重合体混合物として回収する工程。
IPC (5件):
C08J 11/24 ZAB ,  C07C 27/00 ,  C07C 27/02 ,  C07C 67/28 ,  C07C 69/82
FI (5件):
C08J 11/24 ZAB ,  C07C 27/00 ,  C07C 27/02 ,  C07C 67/28 ,  C07C 69/82 A
Fターム (16件):
4F301AA25 ,  4F301AB03 ,  4F301CA09 ,  4F301CA23 ,  4F301CA24 ,  4F301CA53 ,  4F301CA72 ,  4F301CA73 ,  4H006AA02 ,  4H006AC48 ,  4H006AC91 ,  4H006BA02 ,  4H006BA32 ,  4H006BJ50 ,  4H006BS30 ,  4H006BT32
引用特許:
審査官引用 (11件)
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