特許
J-GLOBAL ID:200903010401427938

表面光沢の低減された成形体を製造するための成形用材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田代 烝治 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-536752
公開番号(公開出願番号):特表平11-508960
出願日: 1997年04月15日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】硬質シェル形成単量体を、エラストマーアクリラート重合体上に、15%を超える単量体転化をもたらすまで、熱もしくはフリーラジカルによる、塊状もしくは溶液重合法によって、単一もしくは複数工程でグラフト共重合させて得られる低光沢グラフト共重合体(A)を、光沢鈍化剤として充分量混合含有する、ポリマーもしくはポリマーブレンド(P)、ことにASA重合体および/またはスチレン/アクリロニトリル共重合体を基礎とし、低光沢表面を有する成形体を製造するのに適当な成形用材料。
請求項(抜粋):
グラフト共重合体を基礎とする、光沢鈍化剤としての低光沢成形用材料(A)を混合状態で充分量含有し、ポリマーないしポリマーブレンド(P)を基礎とする、低光沢表面を有する成形体製造用に適する成形用材料(F)であって、 上記低光沢成形用材料(A)が、 (a)グラフトシェル(A1)を形成し、かつ少なくとも+20°Cのガラス転移温度を有する重合体もしくは共重合体を形成するべき、単一もしくは複数のオレフィン性不飽和単量体(A1m)と、 (b)単一もしくは複数の単量体(A1m)に溶解し、またはこれにより澎潤し、-20°Cより低いガラス転移温度を有する、グラフト基礎体として製造されたアクリラート重合体(A2)とを含有する混合物(AM)との、単一工程もしくは複数工程重合で製造されたものであり、この混合物(AM)の重合の少なくとも第1工程が、単量体の転化率が15重量%を超えるまで、熱もしくはフリーラジカルによる、塊状もしくは溶液重合法により行なわれることを特徴とする成形用材料(F)。
IPC (2件):
C08L 51/00 ,  C08F265/06
FI (2件):
C08L 51/00 ,  C08F265/06
引用特許:
審査官引用 (5件)
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