特許
J-GLOBAL ID:200903010458624780

絶縁性真空機器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 橋本 剛 ,  鵜澤 英久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-164755
公開番号(公開出願番号):特開2009-004607
出願日: 2007年06月22日
公開日(公表日): 2009年01月08日
要約:
【課題】 真空絶縁機器が適用される高周波電源回路,大電力の影響で起こる発熱を考慮し、動作時に伴って摺動する各部材間の滑性を維持できると共に、潤滑剤に起因する損傷等を防止し耐久性を向上させる。 【解決手段】可動導体支持部材12と軸受部13とのそれぞれの摺動面に、潤滑剤として耐熱性があり比較的多量にフッ素成分を含有したパーフルオロポリエーテルを被覆する。パーフルオロポリエーテルは熱的、化学的に安定しているため、真空絶縁機器が発生した熱が前記摺動面まで伝達し、パーフルオロポリエーテルが高温になっても分解気化することはなく、他の各部材との化学反応による侵食を防止できる。 【選択図】 図1
請求項(抜粋):
筒状の絶縁性部材の両端をそれぞれ固定側導電性部材と可動側導電性部材とにより閉塞して形成した真空容器と、 前記真空容器内の固定側導電性部材側に配置した固定電極と、 前記真空容器内の可動側導電性部材側に配置した可動電極と、 一端側が前記可動電極を支持し他端側が真空容器外方向に延設する可動電極支持導体と、 前記真空容器内の通電路の一部であって固定電極および可動電極側の真空室と可動導体側の大気室とを隔離するベローズと、 前記可動側導電性部材にて可動電極支持導体を軸方向に対し可動自在に支持する軸受部と、を備えて成る絶縁性真空機器であって、 前記可動電極支持導体と軸受部とのそれぞれの摺動面に対し、パーフルオロポリエーテルから成る潤滑剤を被覆したことを特徴とする絶縁性真空機器。
IPC (2件):
H01G 5/14 ,  H01H 33/66
FI (3件):
H01G5/14 ,  H01H33/66 G ,  H01H33/66 J
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特願2005-363068号公報
  • 真空コンデンサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-251701   出願人:株式会社明電舎
審査官引用 (3件)
  • 真空コンデンサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-251701   出願人:株式会社明電舎
  • 特開平3-244694
  • 直動案内装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-180182   出願人:日本精工株式会社

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