特許
J-GLOBAL ID:200903010459480243

車両用暖房装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-192106
公開番号(公開出願番号):特開平10-035258
出願日: 1996年07月22日
公開日(公表日): 1998年02月10日
要約:
【要約】【課題】 ビスカスヒータ9の使用条件を最適化することにより、燃料経済性の悪化や粘性流体の異常発熱を防止でき、且つ最大暖房状態が望まれている時に充分な暖房能力を得ることが可能な車両用空気調和装置1を提供する。【解決手段】 水冷式のエンジンEを冷却する冷却水が還流する冷却水回路Wに、エンジンEを冷却した冷却水を加熱するビスカスヒータ9とこのビスカスヒータ9の下流側にフロント側ヒータコア15とを設けた。そして、最大暖房状態が望まれている時のみビスカスクラッチ7をオンしてビスカスヒータ9にエンジンEの回転動力を伝えるようにした。これにより、最大暖房状態が望まれていない時には、ビスカスクラッチ7がオンされずビスカスヒータ9にエンジンEの回転動力が伝わらないので、エンジンEの負荷が軽減され、ランニングコストが向上する。
請求項(抜粋):
(a)車室内に空気を送るためのダクトと、(b)このダクト内に配され、水冷式のエンジンを冷却した冷却水と空気とを熱交換して車室内の暖房を行う暖房用熱交換器と、(c)前記エンジンの回転動力が加わると回転するロータ、およびこのロータに回転動力が加わると剪断力が作用されて熱を発生する粘性流体を内部に収納した発熱室を有し、この発熱室内の粘性流体の発生熱により前記暖房用熱交換器に供給される冷却水を加熱する剪断発熱器と、(d)前記エンジンの回転動力を前記ロータに伝える動力伝達手段と、(e)車室内の暖房状態が最大暖房状態である時、あるいは最大暖房状態が望まれている時のみ、前記剪断発熱器を作動させるように前記動力伝達手段を制御する暖房制御手段とを備えた車両用暖房装置。
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 車両用空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-161801   出願人:株式会社豊田自動織機製作所
  • 特開平2-254010
  • 車両用暖房装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-246294   出願人:日本電装株式会社

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