特許
J-GLOBAL ID:200903010465736500

ハニカム状蓄熱体の隔壁付着物の除去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村瀬 一美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-038202
公開番号(公開出願番号):特開平10-238978
出願日: 1997年02月21日
公開日(公表日): 1998年09月11日
要約:
【要約】【課題】 少量のガスを供給することにより、ハニカムを取り外すことなくしかも加熱のための熱源を別途必要とせずに昇華性固形物などの隔壁付着物の除去を可能とする。【解決手段】 ハニカム状蓄熱体1の両側に高温ガス4と該高温ガスより低温であるガス5とが存在するとき、低温側から噴流ノズル3を用いて少量の常温のガスをハニカム通路1bを通過させるように供給することで生じるハニカム状蓄熱体1の両端の静圧差を利用し、ハニカム状蓄熱体1を隔てて存在する高温ガス4をハニカム通路1bを経て低温側に導いてハニカム隔壁1aへの付着物2を加熱して昇華させ、さらに昇華した付着物を再び噴流に誘引させて高温側に還流させる。
請求項(抜粋):
高温流体と低温流体とが逆方向に流れる通路に設置され、前記高温流体と前記低温流体とが交互に通過することによって前記高温流体と保有熱を前記低温流体に伝えるハニカム状蓄熱体の隔壁に付着する昇華性固形物を除去する方法において、一方に前記高温流体が他方に前記低温流体が存在する状態で前記低温側の前記蓄熱体の端面に局部的に噴流を吹き付けて前記ハニカム状蓄熱体を通過させて前記高温流体が存在する側へ供給することでハニカム状蓄熱体の両側に静圧差を生じさせ、前記ハニカム状蓄熱体を隔てて存在する高温ガスを前記ハニカム状蓄熱体内の通路を経て低温側に導くことによって前記隔壁へ付着した昇華性固形物を加熱して昇華させ、高温ガスと共に昇華物を前記低温側へ噴出させてから再び前記噴流により誘引して前記高温側に還流させることを特徴とするハニカム状蓄熱体の隔壁付着物の除去方法。
IPC (3件):
F28D 20/00 ,  F23J 3/00 101 ,  F23L 15/02
FI (3件):
F28D 20/00 Z ,  F23J 3/00 101 Z ,  F23L 15/02
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 蓄熱体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-254569   出願人:トヨタ自動車株式会社, 日本ファーネス工業株式会社

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