特許
J-GLOBAL ID:200903010512346961
内視鏡の鉗子栓
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
三井 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-122982
公開番号(公開出願番号):特開2008-278906
出願日: 2007年05月08日
公開日(公表日): 2008年11月20日
要約:
【課題】略キャップ状の蓋体の開口端付近に形成された内方突起が鉗子栓本体の外周部に形成された大径部を確実に乗り越えて、蓋体を鉗子栓本体に対しスムーズに取り付けることができる内視鏡の鉗子栓を提供すること。【解決手段】蓋体12が鉗子栓本体11に取り付けられる動作の途中において、鉗子栓本体11側に形成されている円錐面31に当接する蓋体12側の内方突起23の端面が円錐孔面32状に形成されて、その円錐孔面32の頂角δ2が円錐面31の頂角δ1より大きく形成されている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
基部が内視鏡の処置具挿通チャンネル(3)の入口部分に取り付けられる鉗子栓本体(11)と、その鉗子栓本体(11)に対し被さった状態に着脱自在に取り付けられる略キャップ状の蓋体(12)とが共に弾力性のある材料により形成されて、上記処置具挿通チャンネル(3)に挿通される処置具により押し開かれる閉鎖膜(16,17)が上記鉗子栓本体(11)と上記蓋体(12)とに設けられた内視鏡の鉗子栓であって、
上記鉗子栓本体(11)の外周部の周方向に外周溝(21)が形成されて、その外周溝(21)に対して係脱自在な環状の内方突起(23)が上記蓋体(12)の開口端部に内方に向けて突出形成されると共に、上記鉗子栓本体(11)の外周面が頂部(11a)側から基部側へ次第に径が窄まる逆テーパ状に形成されて、その部分と上記外周溝(21)との間の部分に上記頂部(11a)より外径の大きな大径部(26)が形成され、
上記大径部(26)の両端面のうちの頂部側端面が円錐面(31)状に形成されると共に、上記蓋体(12)が上記鉗子栓本体(11)に取り付けられる際には、上記蓋体(12)の内方突起(23)が、上記鉗子栓本体(11)の円錐面(31)に当接してから上記太径部(26)を乗り越えて上記外周溝(21)に係合するように構成された内視鏡の鉗子栓において、
上記蓋体(12)が上記鉗子栓本体(11)に取り付けられる動作の途中において上記円錐面(31)に当接する上記内方突起(23)の端面が円錐孔面(32)状に形成されて、その円錐孔面(32)の頂角(δ2)が、上記鉗子栓本体(11)の大径部(26)の頂部側端面に形成された円錐面(31)の頂角(δ1)より大きく形成されていることを特徴とする内視鏡の鉗子栓。
IPC (3件):
A61B 1/00
, G02B 23/24
, A61B 17/28
FI (3件):
A61B1/00 334B
, G02B23/24 A
, A61B17/28 310
Fターム (10件):
2H040BA24
, 2H040EA00
, 4C060GG21
, 4C060GG22
, 4C060GG40
, 4C061FF43
, 4C061HH23
, 4C061JJ01
, 4C061JJ06
, 4C061JJ11
引用特許:
出願人引用 (1件)
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内視鏡の鉗子栓
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-029890
出願人:旭光学工業株式会社
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