特許
J-GLOBAL ID:200903010522584291

低温靭性に優れた超高強度鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-180260
公開番号(公開出願番号):特開平9-031536
出願日: 1995年07月17日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】【課題】 低温靭性、現地溶接性などの諸特性を同時に達成できるAPI規格X100超のB添加超高強度鋼板の製造方法。【解決手段】 低C-高Mn-Nb-B-Ti系鋼を低温域に加熱して、オーステナイト-フェライト2相域で制御圧延を行って鋼板を製造する。これにより、低温靭性、現地溶接性が優れた超高強度ラインパイプ(X100超)の製造が可能となった。その結果、パイプラインの安全性が著しく向上するとともに、パイプライン施工能率、輸送効率の向上が可能となった。
請求項(抜粋):
重量%で、C :0.05〜0.10%、 Si:0.6%以下、Mn:1.7〜2.5%、 P :0.015%以下、S :0.003%以下、 Ni:0.1〜1.0%、Mo:0.15〜0.60%、 Nb:0.01〜0.10%、Ti:0.005〜0.030%、 B :0.0003〜0.0020%Al:0.06%以下、 N :0.001〜0.006%、O :0.003%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、下記の式で定義されるP値が2.5〜4.0の範囲にある鋼片を950〜1050°Cの温度に再加熱後、800°C以下の累積圧下量が70%以上、かつAr3点〜Ar1点のフェライト-オーステナイト2相域の累積圧下量が50%以上で、圧延終了温度が650〜800°Cとなるように圧延を行い、その後空冷または10°C/秒以上の冷却速度で500°C以下任意の温度まで冷却することを特徴とする引張強さが950MPa以上の低温靭性に優れた超高強度鋼板の製造方法。P=2.7C+0.4Si+Mn+0.8Cr+0.45(Ni+Cu)+2Mo
IPC (6件):
C21D 8/02 ,  B21B 3/00 ,  C21D 9/52 101 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/54
FI (6件):
C21D 8/02 B ,  B21B 3/00 A ,  C21D 9/52 101 ,  C22C 38/00 301 A ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/54
引用特許:
出願人引用 (7件)
全件表示
審査官引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る