特許
J-GLOBAL ID:200903010573583141

回収式蒸気冷却ガスタービン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 新 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-324565
公開番号(公開出願番号):特開平11-159306
出願日: 1997年11月26日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】【課題】 回収式蒸気冷却ガスタービンに関し、起動時の蒸気投入時の結露を防止し、高温燃焼ガスの冷却蒸気通路への侵入を防止すると共に停止時の残留蒸気も取除く。【解決手段】 ガスタービン1には動翼、静翼冷却蒸気通路4a,4bがあり、冷却蒸気配管9,10より蒸気が流され冷却し、冷却後の蒸気を回収する。起動時には圧縮機2からの空気は弁15、流量調節弁7を通り、又一部は温度調節器5で温度調整され、三方弁11,12より冷却蒸気通路4a,4bに流れ、三方弁13,14、流量調節弁8を介して流出し、通路4a,4bを暖気する。又、弁15,16を閉じ、17を開いて圧縮機2の代りに媒体供給源6から外部の空気又は不活性ガスを流すこともできる。起動時の暖気後は三方弁11〜14を切替えて配管9,10から通路4a,4bに蒸気を流し通常運転時の冷却を行う。更に、停止後には空気により通路4a,4b内の残留蒸気をパージすることができる。
請求項(抜粋):
ガスタービンの排熱を排熱回収ボイラで回収して蒸気タービンを駆動するシステムを備え、ガスタービン燃焼器壁面又はタービンの1部動翼又は1部静翼又はタービンロータの各冷却蒸気通路系統あるいはこれらの組合せ系統を前記排熱回収ボイラで発生した蒸気又は蒸気タービンを通る蒸気の内適切な圧力、温度の蒸気で冷却し、その後前記排熱回収ボイラ又は蒸気タービンあるいは復水器に回収する蒸気系統を有する回収式蒸気冷却ガスタービンにおいて、ガスタービンの起動時又は停止時に前記冷却蒸気通路系統あるいはこれらの組合せ系統に他の系統と遮断して所定媒体を流す媒体供給系統を設けたことを特徴する回収式蒸気冷却ガスタービン。
IPC (2件):
F01K 23/10 ,  F02C 7/18
FI (3件):
F01K 23/10 C ,  F01K 23/10 A ,  F02C 7/18 A
引用特許:
審査官引用 (11件)
全件表示

前のページに戻る