特許
J-GLOBAL ID:200903010591226763
缶用鋼板の製造方法
発明者:
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小川 順三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-248391
公開番号(公開出願番号):特開平10-088233
出願日: 1996年09月19日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【課題】 加工性および強度特性バランスに優れるのは言うまでもなく、肌あれ等の缶用特性に優れ、しかも従来に比べて極薄で広幅の缶用鋼板を得る。【解決手段】 所定の成分組成範囲に調整した極低炭素鋼を、熱間圧延するに際し、粗圧延工程において、総圧下率:80%以上でかつ最終パス圧下率:20%以上の圧延を施し、ついで得られたシートバーを先行するシートバーと接合した後、熱間仕上げ圧延工程において、950 °C以上の温度域で総圧下率:70%以上の圧延を施し、ついでAr3〜950 °Cの温度域で総圧下率:55%以上の圧延を施して、最終仕上げ温度:Ar3-50°C以上で熱間圧延を終了し、ついで 550〜750 °Cの温度範囲で巻き取る。
請求項(抜粋):
C:0.0005〜0.0150wt%、Si:0.2 wt%以下、Mn:0.05〜0.6 wt%、P:0.02wt%以下、S:0.02wt%以下、Al:0.15wt%以下およびN:0.020 wt%以下を含み、残部はFeおよび不可避不純物の組成になる鋼を、溶製した後、スラブとし、ついでスラブ加熱後、熱間粗圧延工程において、総圧下率:80%以上でかつ最終パス圧下率:20%以上の圧延を施し、ついで得られたシートバーを、仕上げ圧延前に、先行するシートバーと接合したのち、熱間仕上げ圧延工程において、950 °C以上の温度域で総圧下率:70%以上の圧延を施し、ついでAr3〜950 °Cの温度域で総圧下率:55%以上の圧延を施して、最終仕上げ温度:Ar3-50°C以上で熱間圧延を終了し、ついで 550〜750 °Cの温度範囲で巻き取り、スケール除去後、冷間圧延、再結晶焼鈍を施したのち、圧下率:30%以下のスキンパスまたは二次圧延を施すことを特徽とする、缶用鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/04
, C22C 38/00 301
, C22C 38/06
, C22C 38/54
FI (4件):
C21D 8/04 A
, C22C 38/00 301 T
, C22C 38/06
, C22C 38/54
引用特許:
前のページに戻る