特許
J-GLOBAL ID:200903010754591871
電解及び酸化作用により排水から化学的酸素要求量を除去する方法と装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-141275
公開番号(公開出願番号):特開平9-314153
出願日: 1996年06月04日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【課題】 処理費用及び処理による生成スラッジ量を低減できる化学工場等からの排水の化学的酸素要求量を除去する方法及び装置を提供する。【解決手段】排水のpH調整を行う第一pH調整タンク1と、過酸化水素の添加による酸化と共に電解を行う電解用タンク2と、該電解用タンク2からの放流排水のpH調整を行って水酸化鉄を生成する第二pH調整タンク4と、生成する水酸化鉄を分離するための凝集タンク5等を含む沈殿物分離手段等とからなる装置を使用し、過酸化水素と電解時に陽極で発生する第一鉄イオンとで有機汚染物質を酸化させると共に、陰極において第二鉄イオンの還元して得られる第一鉄イオンをも有効利用して酸化剤の量を低減する方法、また、好ましくは、電解用タンク2と第二pH調整タンク4との間に安定化タンク3を設け、さらに、放流排水の一部を第一pH調整タンク1に再循環させる装置を使用する方法とする。
請求項(抜粋):
排水をpH調整タンクに供給し、前記排水のpH値を2〜6に調整する第一のpH調整工程と、前記pH調整タンクからの放流排水を鉄金属材から形成された陽極と鉄、ステンレス鋼、ニッケル、亜鉛および鉛のうちから選択された金属材から形成された陰極を備える電解用タンクへ導入し、所定量の過酸化水素を添加する酸化剤添加工程と、前記電解用タンクにおいて、前記pH調整タンクからの放流排水を所定の滞留時間のあいだ保持して電解し且つ酸化させる電解工程と、前記電解用タンクからの放流排水のpH値を6〜9に調整して水酸化鉄沈澱物を形成する第二のpH調整工程と、前記第二のpH調整工程の放流排水から前記水酸化鉄沈澱物を分離する沈殿物分離工程とから成ることを特徴とする電解及び酸化作用により排水から化学的酸素要求量を除去する方法。
IPC (2件):
C02F 1/72 ZAB
, C02F 1/461
FI (2件):
C02F 1/72 ZAB Z
, C02F 1/46 101 C
引用特許:
審査官引用 (6件)
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特公平3-031120
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特開平4-349997
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排水の処理方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-343618
出願人:荏原インフィルコ株式会社
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染色廃水処理法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-361819
出願人:グンゼ株式会社
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廃水処理方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-036772
出願人:ブラザー工業株式会社
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特公平4-052916
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