特許
J-GLOBAL ID:200903010841042264

観測データから原信号を復元する信号分離方法、信号処理装置、モバイル端末装置、および記憶媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂口 博 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-335122
公開番号(公開出願番号):特開2002-149190
出願日: 2000年11月01日
公開日(公表日): 2002年05月24日
要約:
【要約】【課題】 複数の信号が混合状態で観測されたときに、少ない計算ステップ数で、その複数の信号から原信号を安定して分離・抽出する。【解決手段】 評価関数として指数型関数のような単調増加特性を持った関数を導入し、その評価関数を信号分離行列に関して最小にする適応アルゴリズムを適用して信号を分離する。即ち、入力された観測信号x(t)から原信号を分離して出力する信号処理装置であって、入力された観測信号x(t)および前サイクルにて推定された推定分離行列W(t-1)に対して非線形関数21を作用させ、この非線形関数21により形成された値y(t)と前サイクルにて推定された推定分離行列W(t-1)およびその時刻での観測信号x(t)とに基づいて、誤差信号e(t)の計算22を行い、算出された誤差信号e(t)に基づいて、単調増加特性を持つ評価関数により誤差評価に重みが付くようにしてその時刻の分離行列W(t)の更新23を施す。
請求項(抜粋):
複数の信号が混在して観測される観測データから原信号を復元する信号分離方法であって、前記観測データに対し、分離行列に関するH無限大ノルムを、与えられたスカラー量以下に抑えるような適応フィルタによって当該分離行列を推定するステップと、前記適応フィルタによって推定された前記分離行列を前記観測データに乗じて前記原信号を復元するステップと、を含むことを特徴とする信号分離方法。
IPC (3件):
G10L 15/20 ,  G10L 21/02 ,  H04R 3/00 320
FI (3件):
H04R 3/00 320 ,  G10L 3/02 301 C ,  G10L 3/02 301 F
Fターム (3件):
5D015EE04 ,  5D020BB04 ,  5D020BB07
引用特許:
審査官引用 (2件)

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