特許
J-GLOBAL ID:200903010887435031

紙ウェブのドライヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 新 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-522855
公開番号(公開出願番号):特表平10-502712
出願日: 1995年12月20日
公開日(公表日): 1998年03月10日
要約:
【要約】紙ウェブからの水分蒸発時間を増すため、紙の乾燥部は各ドライヤロール(22,24)の間に2個のリバーシングロール(26,28)を使用する。真空ボックスが2個のリバーシングロールの間に配され、フェルトと紙ウェブを一方のリバーシングロールから他方への通過の間支持しその乾燥を行う。真空ボックスにより保持された紙ウェブの表面にエアキャップから高速の空気が吹きつけられる。2個のリバーシングロールの配置間隔により単列式ドライヤの巻付けは単一リバーシングロールの従来の単列式ドライヤよりも約20%増大する。ドライヤ部の別の形態では、2個のリバーシングロールの一方がそれに隣接するドライヤロールの下方に配され、ドライヤロールと前記一方のリバーシングロールの間のドローを延長する。この延長されたドローにおいてはフェルトは真空ボックスにより支持される。前記一方のリバーシングロールを下方に配することにより両リバーシングロール間のドローの長さも延長され、エアキャップによる乾燥面積も増大する。
請求項(抜粋):
回転自在の加熱された円筒状の第一ドライヤロール(22)と; 前記第一ドライヤロールから間隔を置いて配された回転自在の加熱された円筒状の第二ドライヤロール(24)と; 前記第一ドライヤロールの後方に回転自在に設けられた第一リバーシングロール(26)と; 前記第一リバーシングロールの後方かつ前記第二ドライヤロール(24)の前方に回転自在に設けられた第二リバーシングロール(28);及び 紙ウェブに添って走る支持ウェブ(32);を備え、 前記紙ウェブと支持ウェブ(32)は前記第一ドライヤロール(22)上から前記第一リバーシングロール(26)へ、また前記第一リバーシングロール(26)から前記第二リバーシングロール(28)へ、更に前記第二リバーシングロール(28)から前記第二ドライヤロール(24)へと延び、かつ、前記第二リバーシングロール(28)は前記第一リバーシングロールから間隔を置いて配されてその間に前記紙ウェブと支持ウェブの広巾ドローを形成し; てなることを特徴とする製紙プロセスの一部としての紙ウェブのドライヤ。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 抄紙機ドライヤ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-246551   出願人:三菱重工業株式会社

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