特許
J-GLOBAL ID:200903010966067200

ミクロ経済学に基いてフロー制御を行うネットワーク制御システム、方法、及び記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-289377
公開番号(公開出願番号):特開平11-196113
出願日: 1998年10月12日
公開日(公表日): 1999年07月21日
要約:
【要約】【課題】 本発明の課題は、ミクロ経済学に基づく分散されたフロー制御技法を提供することにある。【解決手段】 本発明は、スイッチ、ネットワーク・ブローカ、及びユーザの3つの部分によって構成される。このうち、スイッチは、フロー制御を提供し、高い資源使用率を提供するために、その資源に対して、その資源の需要に基づくプライシングを独自に行う。ネットワーク・ブローカはネットワークの入り口に設けられ、予算、価格、及び要求を監視することにより、ユーザに関するエージェントとして機能する。ネットワーク・ブローカは、これらの情報を使用して、ユーザのサービスの質を最大化するように資源を購入する。このアプローチは、制御の分散化、信号送信の最小化、Pareto-optimal資源分散、価格の安定化、及び高いネットワーク使用率を提供するという点で利点を有する。
請求項(抜粋):
ユーザ装置を接続するスイッチを含むネットワークに使用されるフロー制御方法において、複数のネットワーク・ブローカ装置を備え、各ネットワーク・ブローカ装置が、第1のユーザ装置に対応する第1のネットワーク・ブローカ装置、及び第2のユーザ装置に対応する第2のネットワーク・ブローカ装置の如く、複数のユーザ装置のうちの各ユーザ装置に対応し、前記第1のユーザ装置に関するQoSプロファイルを前記第1のネットワーク・ブローカ装置に供給するステップと、前記第1のユーザ装置から第2のユーザ装置への経路であって、第1のスイッチとして定義されたスイッチを含む経路の経路情報を前記第1のネットワーク・ブローカ装置に供給するステップと、前記第1のユーザ装置から前記第1のネットワーク・ブローカ装置に、現在所望する帯域幅の値を供給するステップと、前記第1のスイッチから前記第1のネットワーク・ブローカ装置に現在の各価格見積情報を送信するステップと、前記第1のネットワーク・ブローカ装置によって、前記第1のユーザ装置が使用する各資源に関する予算、前記第1のユーザ装置の前記QoSプロファイル、前記第1のユーザ装置が現在所望する前記帯域幅の値、及び前記第1のスイッチの現在の前記価格見積情報に基づいて、資源使用速度を選択し、選択された資源使用速度を定めるステップと、前記第1のユーザ装置から前記第2のユーザ装置に、前記選択された資源使用速度で転送を行うステップとを備えることを特徴とするフロー制御方法。
IPC (2件):
H04L 12/28 ,  H04Q 3/00
FI (2件):
H04L 11/20 G ,  H04Q 3/00
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 通信システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-121572   出願人:株式会社東芝
  • 通信制御方法及びその装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-190920   出願人:日本電信電話株式会社
  • 通信システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-161581   出願人:株式会社東芝

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