特許
J-GLOBAL ID:200903010986020463

デジタルプリント方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 望稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-003843
公開番号(公開出願番号):特開平10-200693
出願日: 1997年01月13日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】【課題】複数のフィルムサイズのフィルム原稿に対しても任意の複数のプリントサイズのプリントを得ることができ、同一フィルムサイズのフィルム原稿に対しては撮影画像サイズが異なっていても高い生産性で高画質プリントを得ることができ、トリミングを行なう場合でも画質劣化のないもしくは少ない高画質画像を容易に得ることのできるデジタルプリント方法を提供する。【解決手段】非トリミング時には、フィルム原稿のフィルムサイズに応じて光学倍率を固定してプリントサイズ毎に電子倍率を切り換え、トリミング時には、光学倍率の変更を優先する場合と電子倍率を変更する場合とを切り換えて用い、好ましくは光学変倍が可能である限りは光学倍率を切り換え、光学変倍ができない範囲では電子倍率を変更することにより、上記課題を解決する。
請求項(抜粋):
複数のフィルムサイズのフィルム原稿の複数の画像サイズの担持画像をズームレンズで投影して、イメージセンサで光電的に読み取り、デジタル画像処理を行い、得られたデジタル画像信号に基づいて感光材料を露光し、現像処理して、複数のプリントサイズの再生画像を持つプリントを得ることのできるデジタルプリント方法において、前記フィルム原稿の担持画像の中の所望サイズの読み取るべき画像を前記イメージセンサの有効画素領域内に投影する光学倍率および前記再生画像をプリントすべき所望のプリントサイズから決定される出力画素領域と前記イメージセンサの有効画素領域から決定される入力画素領域とからデジタル画像処理による画素欠損を考慮して決定される電子倍率の少なくとも一方を切り換えて、前記フィルム原稿の前記所望サイズの読み取るべき画像を前記所望プリントサイズの再生画像を持つプリントとして出力するためのプリント倍率を切り換えるに際し、前記イメージセンサの有効画素領域に読み取られた前記フィルム原稿の担持画像とともに、前記出力画素領域および前記電子倍率に基づいて前記画素欠損を考慮して前記有効画素領域から切り出す切り出し画素領域を前記プリントサイズに対応した前記プリントの仕上り領域として示す基準線をモニタに表示するとともに、トリミングをしない場合には、前記光学倍率を前記フィルム原稿のフィルムサイズに応じて予め設定された値に固定し、前記電子倍率を前記フィルム原稿の担持画像の画像サイズに応じて切り換えて前記プリント倍率を所望の値に設定し、トリミングをする場合には、前記モニタに表示された画像と前記仕上り領域を表わす前記基準線によって示されるトリミング領域を目視しながら、前記電子倍率を切り換えて前記基準線内の領域を変倍するよりも、前記ズームレンズ操作による前記光学倍率の切り換えを優先して行って、前記モニタに表示される画像を変倍して前記基準線内のトリミング領域に前記所望サイズの読み取るべき画像を一致させる場合と、前記光学倍率を切り換えて前記モニタに表示される画像を変倍するよりも、前記電子倍率を切り換えて、前記モニタに表示される前記基準線内の領域を変倍し前記トリミング領域を前記所望サイズの読み取るべき画像に一致させる場合とを切り換えて前記プリント倍率を所望の値に設定することを特徴とするデジタルプリント方法。
IPC (4件):
H04N 1/04 ,  G03B 27/32 ,  H04N 1/00 ,  H04N 1/387
FI (4件):
H04N 1/04 C ,  G03B 27/32 Z ,  H04N 1/00 E ,  H04N 1/387
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 画像形成装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-081225   出願人:ミノルタカメラ株式会社
  • 特開平3-149539
  • 画像印刷システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-111867   出願人:オリンパス光学工業株式会社
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