特許
J-GLOBAL ID:200903011130892431

金型寿命の予測方法及びそれを用いた金型材の最適物性値の予測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高石 橘馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-353033
公開番号(公開出願番号):特開平10-175037
出願日: 1996年12月13日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】【課題】 金型の物性値を考慮に入れ、正確に金型の寿命を予測する方法、及びそれに基づく最適物性値の予測方法を提供する。【解決手段】 金型の長寿命化に最適な物性値を予測する本発明の方法は、(1)金型の少なくとも応力集中部分の応力分布を求め、(2) 予想される亀裂進展経路上における塑性変形応力振幅Δσeq及び最大主応力振幅Δσの分布を応力分布よりそれぞれ求め、(3) 金型材の物性値に関する所定の条件下で塑性変形応力振幅Δσeqから求めた亀裂進展速度(加圧回数の増加に対する亀裂深さの増分の比により表される。)を関数Iとし、(4) 同じ条件下で最大主応力振幅Δσから求めた亀裂進展速度を関数IIとし、(5) 関数Iに関数IIを加えた関数を亀裂の深さに対して所定の亀裂深さまで積分することにより、所定の亀裂深さに達するのに要する加圧回数を求め、(6) 物性値を変化させて加圧回数の計算を繰り返すことにより、物性値と加圧回数との関係を求め、(7) 関係から最適な物性値を求めることを特徴とする。
請求項(抜粋):
金型の寿命を予測する方法であって、(1) 金型の少なくとも応力集中部分の応力分布を求め、(2) 予想される亀裂進展経路上における塑性変形応力振幅Δσeq及び最大主応力振幅Δσの分布を前記応力分布よりそれぞれ求め、(3) 前記塑性変形応力振幅Δσeqから求めた亀裂進展速度(加圧回数の増加に対する亀裂深さの増分の比により表される。)を関数Iとし、(4) 前記最大主応力振幅Δσから求めた亀裂進展速度を関数IIとし、(5) 前記関数Iに前記関数IIを加えた関数を亀裂の深さに対して所定の亀裂深さまで積分することにより、前記所定の亀裂深さに達するのに要する加圧回数を求め、これを金型の寿命とすることを特徴とする金型の寿命の予測方法。
IPC (4件):
B21J 13/02 ,  B21D 37/00 ,  B30B 15/02 ,  G06F 17/00
FI (4件):
B21J 13/02 Z ,  B21D 37/00 B ,  B30B 15/02 Z ,  G06F 15/20 F
引用特許:
審査官引用 (1件)

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