特許
J-GLOBAL ID:200903011159822718

車両用暖房装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-044086
公開番号(公開出願番号):特開平10-236145
出願日: 1997年02月27日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】ハイブリッド式自動車において、電動ポンプを必要時のみに駆動することで、電力の無駄遣いを無くすとともに電動ポンプの耐久性を向上させることを目的とする。【解決手段】ステップS90にて、エバポレータを通過した空気のうち少なくとも一部をヒータコアに通過させる状態にあると判定されると、ヒータコアに冷却水を循環させる必要があるので、ステップS120に進んで、電動ポンプを駆動する。これにより、キースイッチがオンの状態で、車両が停止してエンジンが停止されたときに、送風機が駆動しているときで、エアミックスドアの開度がヒータコアに空気を通過させる状態のときだけに電動ポンプを駆動するので、確実に車室内を暖房する必要があるのみに電動ポンプを駆動できる。この結果、必要時のみ電動ポンプを駆動でき、電動ポンプでの消費電力を低減できるとともに、電動ポンプの耐久性を向上させることができる。
請求項(抜粋):
車両を走行可能な状態とする走行用スイッチ手段(15)と、前記走行用スイッチ手段(15)にて車両が走行可能な状態であるときに、駆動可能となるエンジン(1)と、このエンジン(1)内を通じて熱源流体を循環させる熱源流体回路(100)と、前記走行用スイッチ手段(15)にて前記車両が走行可能な状態であっても、前記車両が停止したときに前記エンジン(1)を停止させるエンジン停止制御手段(S60、S70)とを有する車両用暖房装置であって、前記熱源流体回路(100)に設けられて、内部を前記熱源流体が流れるとともに、車室内への空気通路をなす空調ケース(10)内に配置された暖房用熱交換器(8)と、前記空調ケース(10)内に、前記暖房用熱交換器(8)を通過する空気流を発生する送風手段(9)と、電源(3)からの電力にて駆動され、前記熱源流体回路(100)に前記熱源流体を循環させる電動ポンプ(11)と、前記エンジン停止制御手段(S60、S70)によって前記エンジン(1)が停止されているときに、前記暖房用熱交換器(8)にて空気を加熱する必要があるときは前記電動ポンプ(11)を駆動し、前記暖房用熱交換器(8)にて空気を加熱する必要が無いときには前記電動ポンプ(11)を停止する電動ポンプ制御手段(12)とを有することを特徴とする車両用暖房装置。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 車両用空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-258099   出願人:日本電装株式会社
  • 特開昭59-070208
  • 特開昭55-132317
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