特許
J-GLOBAL ID:200903011166325533

電圧制御発振回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丸山 隆夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-333171
公開番号(公開出願番号):特開平11-168378
出願日: 1997年12月03日
公開日(公表日): 1999年06月22日
要約:
【要約】【課題】 位相同期回路において製造条件のバラツキに対して確実に所望の周波数で動作し、ジッタ特性を改善した電圧制御発振回路を得る。【解決手段】 電圧制御電流発生回路(BG)と電流制御発振回路(Cco)とにより構成される。制御電圧(Vcnt)が入力される電圧制御電流発生回路(BG)は、入力制御電圧(Vcnt)-出力電流特性(fout)が異なる3つの電圧制御電流発生回路(BG1、BG2、BG3)60、60、60により構成される。それぞれの電圧制御電流発生回路(BG)の出力電流(Ibias1 、Ibias2 、Ibias3 )は、加算器62により加算される。この加算されたそれぞれの出力電流の和(Ibias0 )により、電流制御発振回路(Cco)70を駆動する。電圧制御電流発生回路(BG)の入力電流の特性を製造条件のバラツキに対応して決まる特性とすると、外部からの制御信号または同期判定回路なしに、製造条件のバラツキに対して所望の発振周波数帯域に同期できる。
請求項(抜粋):
帰還回路に構成され位相同期を行う電圧制御発振回路において、互いに異なる制御電圧-出力電流特性を有する少なくとも2つから構成され、所定の電流を発生し、前記発生した電流を出力する電圧制御電流発生回路と、前記電圧制御電流発生回路の出力する電流を入力として制御する電流制御発振回路とを具備し、前記電流制御発振回路は、前記電圧制御電流発生回路から出力される前記電流に応じた発振信号を出力することを特徴とする電圧制御発振回路。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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