特許
J-GLOBAL ID:200903011166416105

成形用樹脂およびその組成物、それらの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-153865
公開番号(公開出願番号):特開平9-100324
出願日: 1996年06月14日
公開日(公表日): 1997年04月15日
要約:
【要約】【課題】 直鎖状エチレン・α-オレフィン共重合体の引き取り性を改良することにより、カレンダー加工性を向上させる。【解決手段】 エチレンと炭素数3〜12のα-オレフィンからなる共重合体であり、(a)Mw/Mnが3以下、(b)密度が0.850〜0.980g/cm<SP>3</SP>の範囲、(c)MFRが0.5g〜5g/10分、(d)貯蔵弾性率(G’)と損失弾性率(G’’)の値が一致する周波数(f<SB>c</SB>)からf<SB>c</SB>/10までの周波数領域におけるG’の傾きS(S=ΔlogG’/Δlogf)が0.70<S<0.90、(e)160〜220°Cの範囲で求めた流動の活性化エネルギーΔHが35kJ/mol以下である成形用樹脂を用いる。
請求項(抜粋):
エチレンと炭素数3〜12のα-オレフィンからなる共重合体であり、(a)GPC(ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー)により求められる重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が3以下、(b)密度が0.850〜0.980g/cm<SP>3</SP>の範囲で、(c)190°C,2160gの荷重で測定したメルトフローレート(MFR)が0.5g〜5g/10分であり、(d)動的粘弾性の周波数依存性から得られる、貯蔵弾性率(G’)と損失弾性率(G’’)の値が一致する周波数(f<SB>c</SB>)からf<SB>c</SB>/10までの周波数領域におけるG’の傾きS(S=ΔlogG’/Δlogf)が0.70<S<0.90であり、(e)160〜220°Cの範囲で求めた流動の活性化エネルギーΔH(kJ/mol)が35kJ/mol以下であることを特徴とする成形用樹脂。
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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