特許
J-GLOBAL ID:200903011182403099

内燃機関のイオン電流検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-208054
公開番号(公開出願番号):特開平11-050942
出願日: 1997年08月01日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関のイオン電流検出装置において、点火プラグの火花放電直後の残留磁気振動時間を短くして、イオン電流検出精度を向上させる。【解決手段】 点火コイル21の二次コイル26と点火プラグ27とを接続する高圧コード42及び点火コイル21の二次コイル26には浮遊容量43が有るため、この浮遊容量43と二次コイル26とイオン電流検出抵抗31とによってLCR共振回路が形成され、点火プラグ27の火花放電直後に点火コイル26の二次側の残留磁気エネルギによって共振波形(残留磁気ノイズ)が発生する。この残留磁気ノイズの影響を少なくするために、LCR共振回路のQが0.5から3.0までの範囲内、より好ましくは、0.6から2.0までの範囲内となるように構成する。これにより、残留磁気振動時間が目標値(ほぼ0.8ms)以下となり、残留磁気ノイズを速やかに減衰させることができる。
請求項(抜粋):
点火プラグの電極間に流れるイオン電流を検出するイオン電流検出抵抗を、点火コイルの二次側に有する内燃機関のイオン電流検出装置において、前記点火コイルの二次コイルと前記点火プラグとの間に生じる浮遊容量と、前記二次コイルと、前記イオン電流検出抵抗とによって形成されるLCR共振回路のQが0.5から3.0までの範囲内となるように構成したことを特徴とする内燃機関のイオン電流検出装置。
IPC (4件):
F02P 17/12 ,  F02D 45/00 368 ,  G01M 15/00 ,  G01N 27/68
FI (4件):
F02P 17/00 E ,  F02D 45/00 368 Z ,  G01M 15/00 Z ,  G01N 27/68 C
引用特許:
審査官引用 (1件)

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