特許
J-GLOBAL ID:200903011192686579

デジタル色復調回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-158350
公開番号(公開出願番号):特開平11-008857
出願日: 1997年06月16日
公開日(公表日): 1999年01月12日
要約:
【要約】【課題】 アナログ搬送色信号をデジタル変換し、デジタル処理によってデジタル色差信号を得るデジタル色復調回路で、クロック生成用アナログVCOや座標変換の複雑な演算回路等が不要で、高精度で安定性の良い回路を提供する。【解決手段】 位相補償手段109は2つの復調手段105、106の出力を入力してカラーバースト期間を平均値処理して位相ずれ量を出力する。位相発生手段110は位相補償手段109の出力によって1クロック当たりの位相進み量が変化するデジタルのVCOを構成する。位相発生手段110から出力された位相情報は、まるめ手段111でまるめ処理してビット数を減らし、正弦波発生手段112と余弦波発生手段113で基準副搬送波(正弦波および余弦波)を発生する。
請求項(抜粋):
第1、第2の色差信号を出力するデータレートの整数倍の周波数のクロックを発生するクロック発生手段と、搬送色信号を入力して前記クロック毎に入力した搬送色信号をA/D変換するA/D変換手段と、前記A/D変換手段の出力と正弦波を前記クロック毎に乗算したあと高域周波数成分を除去して間引き処理を行い前記第1の色差信号を出力する第1の復調手段と、前記A/D変換手段の出力と余弦波を前記クロック毎に乗算したあと高域周波数成分を除去して間引き処理を行い前記第2の色差信号を出力する第2の復調手段と、前記第1、第2の色差信号を入力としカラーバースト期間を平均値処理して位相ずれ量を出力する位相補償手段と、前記位相補償手段の出力とフリップフロップの出力の加算結果を前記クロック毎に前記フリップフロップに保持し、前記フリップフロップの出力を出力する位相発生手段と、前記位相発生手段の出力をまるめ処理し出力するまるめ手段と、前記まるめ手段の出力を入力とし前記クロック毎に前記正弦波を出力する正弦波発生手段と、前記まるめ手段の出力を入力とし前記クロック毎に前記余弦波を出力する余弦波発生手段とを備えることを特徴とするデジタル色復調回路。
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る