特許
J-GLOBAL ID:200903011205935573

トンネル火災リスク評価システム、方法およびプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 千春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-141477
公開番号(公開出願番号):特開2006-318290
出願日: 2005年05月13日
公開日(公表日): 2006年11月24日
要約:
【課題】道路トンネルの構造や防火対策、設計交通量等の条件を加味して、道路トンネルの火災リスクを精度良く定量的に評価することができるトンネル火災リスク評価システム、方法およびプログラムを提供する。【解決手段】少なくとも評価対象トンネルの設定条件と、火災事故の発生頻度と、火災被害の大きさに影響を与え得る各事象の発生確率とをそれぞれ記憶する記憶手段と、複数の火災シナリオを生成して各々の生起確率を算定する火災シナリオ設定手段と、すべての火災シナリオについて、道路トンネルにおける火災性状予測、避難行動予測および火災被害算定を行うシナリオ別火災被害算定手段と、各火災シナリオの火災被害および生起確率と上記火災事故の発生頻度とを用いて、評価対象となる道路トンネル内の火災被害期待値を算出して出力する火災リスク評価手段とを備える。【選択図】図9
請求項(抜粋):
評価対象となる道路トンネルの設定条件を記憶するとともに、火災リスク評価用の基礎データとして、少なくとも火災事故の発生頻度と、火災性状または被害の大きさに影響を与え得る各事象の奏効率または発生確率をそれぞれ記憶する記憶手段と、 上記事象の組合せに基づいてイベントツリーを作成することにより複数の火災シナリオを生成するとともに、上記記憶手段に記憶された各事象の奏効率または発生確率を用いて、各火災シナリオの生起確率を算定する火災シナリオ設定手段と、 生成したすべての火災シナリオについて、それぞれに設定された各事象の条件と、上記記憶手段に記憶された上記道路トンネルの設定条件とに基づいて、道路トンネルにおける火災性状予測と避難行動予測とを行い、それら予測結果から道路トンネル内の火災被害を算定するシナリオ別火災被害算定手段と、 算定した各火災シナリオの火災被害および生起確率と、上記記憶手段に基礎データとして記憶された上記火災事故の発生頻度とを用いて、評価対象となる道路トンネル内の火災被害期待値を算出し、これを火災リスク評価情報として出力する火災リスク評価手段とを備えることを特徴とするトンネル火災リスク評価システム。
IPC (2件):
G06Q 10/00 ,  G06Q 50/00
FI (2件):
G06F19/00 100 ,  G06F17/60 154
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (1件)
引用文献:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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