特許
J-GLOBAL ID:200903011231121568
微分子の分析物のバイオセンサ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
藤本 英介
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-562601
公開番号(公開出願番号):特表2005-515468
出願日: 2002年08月15日
公開日(公表日): 2005年05月26日
要約:
低分子分析物を検出するためのバイオセンサ装置が提供される。装置は、第1のクラスの分子たとえばタンパク質を使用し、これは、分析物と第2のクラスの分子たとえば核酸との両方に結合する。タンパク質の分析物および核酸への結合は、相互に排他的で有り得、試料中に分析物が存在することは、結果として、核酸からタンパク質の検出可能な変位になる。あるいは、タンパク質の核酸への結合は、試料中の分析物の存在に依存しうる。特定の実施の形態において、タンパク質または核酸のいずれかが固相サポート上に固定化される。ヒ素検出システムが実証される。大腸菌arsオペロンからのArsR結合配列がゴールドプレート表面上に固定化される。ArsRタンパク質は、ヒ素がない場合にDNAに結合し、ヒ酸ナトリウムまたは酸化フェニルアルシンが存在する場合に解放される。タンパク質が解放される結果として、表面プラズモン共鳴が変化し、変化の大きさまたは運動がヒ素の濃度を示す。
請求項(抜粋):
試料中の分析物(アナライト)の存在を検出するためのシステムであって、(i)前記分析物に特異的に結合する単離されたタンパク質と、(ii)前記タンパク質によって特異的に結合される特異的な結合配列を含む単離された核酸と、(iii)前記分析物の存在中に前記タンパク質の前記核酸への結合の変化を示す検出システムと、を具備するシステム。
IPC (5件):
G01N33/566
, G01N21/27
, G01N33/18
, G01N33/543
, G01N33/84
FI (5件):
G01N33/566
, G01N21/27 C
, G01N33/18 C
, G01N33/543 595
, G01N33/84 Z
Fターム (23件):
2G045AA40
, 2G045DA13
, 2G045DA36
, 2G045DA80
, 2G045FA11
, 2G045FB03
, 2G045JA01
, 2G045JA07
, 2G059AA05
, 2G059BB01
, 2G059BB04
, 2G059CC03
, 2G059DD03
, 2G059DD16
, 2G059EE02
, 2G059GG01
, 2G059GG02
, 2G059JJ02
, 2G059JJ19
, 2G059KK02
, 2G059KK03
, 2G059MM05
, 2G059NN02
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (3件)
-
Analytica Chimica Acta, 1998, Vol.369, p.189-195
-
J.Biol.Chem., 1996, Vol.271, No.16, p.9291-9297
-
J.Biol.Chem., 1996, Vol.271, No.5, p.2427-2432
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