特許
J-GLOBAL ID:200903011255158764

SDH多重分離装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-278296
公開番号(公開出願番号):特開平7-131434
出願日: 1993年11月08日
公開日(公表日): 1995年05月19日
要約:
【要約】【目的】 SDH多重分離装置において、多重化数が多く高速になっても中継区間用セクションオーバヘッド(RSOH)及び多重区間用セクションオーバヘッド(MSOH)の挿入、除去が容易に正確に行えるようにする。【構成】 低速信号インタフェース部11-1〜11-nの各々が、M本のSTM-m信号に対し挿入部101にてRSOH,MSOHの挿入を行った後、多重化部12が多重化を行い、STM-N信号として伝送路に送出する。伝送路よりのSTM-N信号は分離部14がSTM-m相当の信号に分離し、低速信号インタフェース部11-1〜11-nの除去部102がRSOH,MSOHを分離した後インタフェース部100-1〜100-MがSTM-m信号として出力する。挿入部101及び除去部102は、特定のバイトにしか挿入されないSOHの処理に対応できるようにSTM-1番号識別部103によって制御される。
請求項(抜粋):
各々、STM-m(mは1以上の整数)低速信号の入出力を行う第1乃至第n(nは1以上の整数)の低速信号インタフェース部と;前記第1乃至前記第nの低速信号インタフェース部より入力した信号に対し多重化を行いSTM-N(Nはm×nの整数倍)信号を伝送路に送出する多重化部と;伝送路より入力したSTM-N信号に対しSTM-mフォーマット信号への分離を行い、STM-mフォーマット信号を順次前記第1乃至前記第nの低速信号インタフェース部に与え、前記第1乃至前記第nの低速信号インタフェース部に前記STM-mフォーマット信号をSTM-m低速信号として出力させる分離部と;を有するSDH多重分離装置において、前記第1乃至前記第nの低速信号インタフェース部の各々は、各々、入力した前記STM-m低速信号から中継区間用セクションオーバヘッドおよび多重化区間用セクションオーバヘッドを除去し、除去後の前記STM-m低速信号を出力する第1乃至第M(Mは1以上の整数)のインタフェース部と;前記第1乃至前記第Mのインタフェース部の出力する前記除去後の前記STM-m低速信号に前記中継区間用セクションオーバヘッドおよび前記多重化区間用セクションオーバヘッドを挿入する挿入動作を行う挿入部と;前記分離部からの前記STM-mフォーマット信号から前記中継区間用セクションオーバヘッドおよび前記多重化区間用セクションオーバヘッドを除去する除去動作を行い、除去後の前記STM-mフォーマット信号を前記第1乃至第Mのインタフェース部に与える除去部と;当該低速信号インタフェース部で処理する信号が前記STM-N信号中の何番目に多重されている信号かを識別し、前記挿入部に前記挿入動作を行わせるか否か及び前記除去部に除去動作を行わせるか否かを制御する識別部と;を有し、前記第1乃至第Mのインタフェース部は、前記除去部から受けた前記STM-mフォーマット信号に、前記中継区間用セクションオーバヘッドおよび前記多重化区間用セクションオーバヘッドを挿入して、前記STM-m低速信号としてそれぞれ出力することを特徴とするSDH多重分離装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 多重化方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-063638   出願人:富士通株式会社
  • 特開平4-079628

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