特許
J-GLOBAL ID:200903011328139488
サイクロン形異物分離装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (8件):
鈴江 武彦
, 河野 哲
, 中村 誠
, 蔵田 昌俊
, 峰 隆司
, 福原 淑弘
, 村松 貞男
, 橋本 良郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-170725
公開番号(公開出願番号):特開2005-007212
出願日: 2003年06月16日
公開日(公表日): 2005年01月13日
要約:
【課題】本発明は、専用の消泡剤や消泡装置を用いることなく、浄化されたクーラントの泡立ちを防止できるサイクロン形異物分離装置を得ることにある。【解決手段】分離装置は、サイクロン本体(20)の上端にクリーンな液状クーラントが導入されるクリーン室(30)を有している。クリーン室にサイクロン本体の軸中心線上に形成された渦流が流れ込む気液分離管(33)が配置されている。渦流はクリーン室に向けて立ち上がる柱状の空気層(44)と空気層の周面に沿って上昇するクリーンなクーラント層(45)を有する。クリーン室の底部に、気液分離管を取り囲むとともに気液分離管を通過したクーラントを一時的に貯溜する第1の貯溜部(36)と、この第1の貯溜部から流れ込むクーラントを一時的に貯溜する第2の貯溜部(37)と、クーラント出口(41)が形成されている。クーラント出口は第2の貯溜部に貯溜されたクーラントの液面下に開口している。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
下方に進むに従い逐次縮径する円錐状をなすとともに、下端に異物排出口を有するサイクロン本体と、
固体状の異物を含む液状のクーラントを上記サイクロン本体内で渦流を生じさせるように上記サイクロン本体内に導入する導入口と、
上記サイクロン本体の上端に設けられ、上記サイクロン本体の内部と隔壁を介して仕切られたクリーン室と、
上記サイクロン本体内に生じる渦流の軸中心線上に設けられ、上記サイクロン本体の内部と上記クリーン室とを連通させる連通管と、を具備し、
上記サイクロン本体内で上記クーラントを旋回させることで、このクーラント中に含まれる異物を遠心力によって分離し、この分離した異物を上記サイクロン本体の内面に沿って降下させて上記異物排出口から排出するとともに、上記渦流の軸中心線上に上記異物排出口から上記連通管を通って上記クリーン室に至る柱状の空気層と、この空気層の周面に沿って上昇する上記異物が分離除去されたクリーンなクーラント層を形成し、上記空気層に沿って上記クリーン室に導かれたクーラントを上記クリーン室から外部に排出するようにしたサイクロン形異物分離装置において、
上記クリーン室に、上記連通管に接続された多孔性の気液分離管を配置するとともに、上記クリーン室の底部に、上記気液分離管を取り囲むとともにこの気液分離管を通過したクーラントを一時的に貯溜する第1の貯溜部と、この第1の貯溜部から流れ込むクーラントを一時的に貯溜する第2の貯溜部と、上記第2の貯溜部に貯溜されたクーラントの液面下に開口するクーラント出口を設けたことを特徴とするサイクロン形異物分離装置。
IPC (3件):
B04C5/12
, B04C5/04
, B23Q11/10
FI (3件):
B04C5/12 Z
, B04C5/04
, B23Q11/10 Z
Fターム (10件):
3C011EE08
, 4D053AA03
, 4D053AB04
, 4D053BA01
, 4D053BB02
, 4D053BC01
, 4D053BD04
, 4D053CA01
, 4D053CC02
, 4D053DA10
引用特許:
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